登録販売者 栃木県 過去問+解説 令和6年度(2024年度)第112問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「適正使用」の「適正使用情報」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

栃木県 第112問‐適正使用情報

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「一般用医薬品のリスク区分のうち、第二類医薬品は、その副作用等により日常生 活に支障を来す程度の健康被害が生ずるおそれはない。」ですが、誤った記述です。

 んなーこたないですね。

 手引きには…、

 「要指導医薬品並びに一般用医薬品のリスク区分のうち第一類医薬品及び第二類医薬品は、そ の副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害が生ずるおそれがあるものであり、」

 …とあります。

 また、法規の論点ですが、第二類医薬品の定義は、「その副作用等により日常生活に支障を来す程度の健康被害が生ずるおそ れがある医薬品(第一類医薬品を除く。)であつて厚生労働大臣が指定するもの」です。

 まあ、(第二類医薬品だって、薬なんだから、リスクあるだろー)といった感じに、判断が付くかと思います。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「添付文書や外箱表示は、それらの記載内容が改訂された場合、実際にそれが反映 された製品が流通し、購入者等の目に触れるようになるまでには一定の期間を要す る。」ですが、正しい記述です。

 物理的にそうなるでしょうね。難しく考えないで、解答してください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「一般の生活者が接する医薬品の有効性や安全性等に関する情報は、断片的かつ必 ずしも正確でない情報として伝わっている場合も多く、医薬品の販売等に従事する 専門家においては、購入者等に対して科学的な根拠に基づいた正確なアドバイスを 与え、セルフメディケーションを適切に支援することが期待されている。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 登録販売者の役割的な記述ですね。出ますので、チェックしておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「答え」は、

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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適正使用

 101問:添付文書の使用上の注意

 102問:添付文書の使用上の注意

 103問:してはいけない

 104問:使用しない‐透析療法

 105問:相談すること‐基礎疾患

 106問:使用しない‐15歳未満の小児

 107問:相談すること‐かぜ薬

 108問:剤形

 109問:一般用医薬品の製品表示

 110問:添付文書情報

 111問:総合機構ホームページ

 112問:適正使用情報

 113問:副作用報告書の様式

 114問:副作用報告

 115問:製造販売業者の副作用等報告

 116問:救済制度の救済給付

 117問:救済制度の支給範囲

 118問:医薬品PLセンター

 119問:安全対策

 120問:啓発活動

令和6年度 栃木県 科目別

 ・インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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