本問は、「基本知識」の「セルフメディケーション」についての出題です。すべてよく問われる定番の論点なので、全選択肢が解けるようになっておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「世界保健機関(WHO)によれば、セルフメディケーションとは、「自分自身の 健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」とされている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「軽度な身体の不調」がキーワードなので、押えておきましょう。
なお、言うまでもなく、「重度の不調」は、医療機関の受診です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「登録販売者が地域住民の相談を受け、一般用医薬品の販売や必要な時は医療機関 の受診を勧める業務は、セルフメディケーションの推進に欠かせない。」ですが、正しい記述です。
何だかこそばゆい選択肢ですが、手引きには…、
「セルフメディケーションの 推進は、その課題を解決する重要な活動のひとつであり、」
「地域住民の健康相談を受け、一般用医 薬品の販売や必要な時は医療機関の受診を勧める業務は、その推進に欠かせない。」
「セルフメディ ケーションを的確に推進するためにも、一般用医薬品の販売等を行う登録販売者は、一般用医薬 品等に関する正確で最新の知識を常に修得するよう心がけるとともに、」
「薬剤師や医師、看護師な ど地域医療を支える医療スタッフあるいは行政などとも連携をとって、地域住民の健康維持・増 進、生活の質(QOL)の改善・向上などに携わることが望まれる」
…とあります。
まあ、こういう教科書的な記述は、大概は、「○」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「一般用医薬品の販売に従事する登録販売者には、薬剤師や医師、看護師など地域 医療を支える医療スタッフあるいは行政などとも連携をとって、地域住民の健康維 持・増進、生活の質(QOL)の改善・向上などに携わることが望まれる。」ですが、正しい記述です。
先の選択肢の解説を参照してください。
まあ、一読して変なものを感じなければ、大概は、「○」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「セルフメディケーション税制の対象となる医薬品は、令和4年1月の見直しによ り、スイッチОTC医薬品に限定された。」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。
間違っているのは、「スイッチОTC医薬品に限定された。」のところです。
手引きには…、
「令和4年1月の見直しに より、スイッチOTC医薬品以外にも腰痛や肩こり、風邪やアレルギーの諸症状に対応する一般用医薬品が税制の対象となっている。」
…とあります。
スイッチOTC医薬品だけに限定されてないです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、「スイッチOTC医薬品」ですが、「医師等の診断、処方箋に基づき使用されていた医療用医薬品を薬局や店舗販売業などで購入できるように転用(スイッチ)した医薬品」です。
「法規」で出る語句です。「基本知識」でも、押えておきましょう。出そうな臭いがプンプンします。
参考:登録販売者 OTC医薬品(スイッチOTC医薬品・ダイレクトOTC医薬品)のまとめ
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正」の組み合わせを探せば、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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