本問は、「適正使用」の「一般用医薬品の安全対策」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「解熱鎮痛成分としてアミノピリン、スルピリンが配合されたアンプル入りかぜ薬 の使用による重篤な副作用が発生し、1965 年、厚生省(当時)より関係製薬企業に 対してアンプル入りかぜ薬製品の回収が要請された。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「アンプル入りかぜ薬」ですが、死亡例もあります。テキストを精読しておきましょう。
なお、他県にて、「アミノピリン、スルピリン」のところが問われました。
「“アスピリン”、スルピリンが配合されたアンプル入りかぜ薬」ウンヌンと出題されたので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、「アンプル入りかぜ薬」がよくわからない人は、「グーグル検索:アンプル入りかぜ薬」も、参考にしてください。
選択肢bの「一般用かぜ薬の使用によると疑われる間質性肺炎の発生事例が複数報告され、そ の初期症状はかぜの諸症状と区別が難しく、症状が悪化した場合には注意が必要で あることから、2003 年6月、厚生労働省より関係製薬企業に対して一般用かぜ薬全 般につき使用上の注意の改訂が指示された。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、年号・年月日は、問われたことがないので、2003年6月ウンヌンに、神経質になる必要はありません。
選択肢cの「小柴胡湯による間質性肺炎に関して、1994 年1月、小柴胡湯とインターフェロン製剤との併用を禁忌とする旨の使用上の注意の改訂がなされたが、それ以降も慢性肝炎患者が小柴胡湯を使用して間質性肺炎を発症し、死亡を含む重篤な転帰に至った例もあったことから、1996 年3月、厚生省(当時)より関係製薬企業に対して 緊急安全性情報の配布が指示された。」ですが、正しい記述です。
「小柴胡湯」といえば、「間質性肺炎」です。ガチ暗記しておきましょう。
また、キーワードの「インターフェロン製剤」と「慢性肝炎患者」、「緊急安全性情報」も、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「エピナスチン塩酸塩は、一般用医薬品の鼻炎用内服薬等に配合されていたが、2003 年8月までに、用法・用量の範囲を超えた使用等による脳出血等の副作用症例が複 数報告されたため、厚生労働省より関係製薬企業に対して使用上の注意の改訂等を 行うとともに、プソイドエフェドリン塩酸塩(PSE)等への速やかな切替えが指 示された。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「エピナスチン塩酸塩」のところです。
正しくは、「塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)」です。
ド定番の論点なので、ガチ暗記してください。
また、キーワードの「脳出血」や「プソイドエフェドリン塩酸塩(PSE)」も、よくよく出るので、チェックしておきましょう。
んで、アルファベットの「PPA」や「PSE」も、「穴埋め問題」で出ています。押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、選択肢の言う「エピナスチン塩酸塩」ですが、これは、「内服アレルギー用薬」の「抗ヒスタミン成分」です。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しいもの」の組み合わせは、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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