第27問‐島根県 令和5年度(2023年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「鼻・耳」についての出題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

第27問‐鼻・耳

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「鼻腔 上部の粘膜にある特殊な神経細胞(嗅細胞)を、においの元となる物質の分子(に おい分子)が刺激すると、その刺激が脳の嗅覚中枢へ伝えられる。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。解説のしようがありません。

 テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「副鼻腔 は、薄い板状の軟骨と骨でできた鼻中隔によって左右に仕切られている。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「副鼻腔」のところです。

 正しくは、「鼻腔」です。

 選択肢の記述は、「鼻腔」のものですね。

 選択肢の言う「副鼻腔」は、「鼻の周囲の骨内には、骨の強さや形を保ちつつ重量を軽くするため、鼻腔に隣接した目と目の間、額部分、頬の下、鼻腔の奥に空洞があり、それらを総称したもの」です。

 当該副鼻腔は、他県でも、そこそこ出ています。テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「小さな子供では、耳管が太く短くて、走行が水平に近いため、鼻腔 からウイルスや細 菌が侵入し感染が起こりやすい。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 「子供・・・耳管が太く短い、水平」は、暗記しておきましょう。昔から出ています。

 耳鼻科に子供が多いのも、こういう次第です。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「蝸牛の内部では、互いに連結した微細な3つの耳小骨が鼓膜の振動を増幅して、内耳へ伝導する。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「蝸牛」のところです。

 正しくは、「鼓室」です。

 テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 なお、選択肢真ん中の「3つの耳小骨が鼓膜の振動を増幅」と、選択肢後半の「内耳へ伝導する」は、正しいです。テキストで確認しておきましょう。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:2

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:肝臓

 22問:大腸

 23問:呼吸器系

 24問:血液

 25問:泌尿器系

 26問:目

 27問:鼻・耳

 28問:外皮系

 29問:骨格系及び筋組織

 30問:脳・神経系

 31問:医薬品の吸収

 32問:医薬品の代謝、排泄

 33問:剤形

 34問:全身的に現れる副作用

 35問:皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症

 36問:精神神経系に現れる副作用

 37問:消化器系に現れる副作用

 38問:循環器系に現れる副作用

 39問:感覚器に現れる副作用

 40問:皮膚に現れる副作用

令和5年度 島根県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後第1~40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後第41問~60問)

独学向け教材

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