本問は、「人体」の「消化器系や呼吸器系に現れる副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「消化性潰瘍は、胃や十二指腸の粘膜組織が傷害されて、粘膜組織の一部が粘膜筋板を超えて欠損 する状態であり、医薬品の副作用により生じることがある。」ですが、正しい記述です。
「消化性潰瘍」の正しい記述です。テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「医薬品の作用によって腸管運動が麻痺して腸内容物の通過が妨げられると、激しい腹痛や 嘔吐、腹部膨満感を伴う著しい便秘が現れることがある。」ですが、正しい記述です。
いわゆる、「イレウス(腸閉塞)」です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「間質性肺炎とは、医薬品により免疫が低下し気管支又は肺胞が細菌に感染して炎症を起こしたも のであり、発症するとガス交換効率が低下して血液に酸素を十分取り込むことができず、体内は低 酸素状態になることがある」ですが、誤った記述です。
選択肢の言う「気管支又は肺胞が細菌に感染して炎症を起こしたもの」は、ふつうの肺炎のものです。
「間質性肺炎」ですが、「肺の中で肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織(間質)が炎症を起こしたもの」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「喘息は、慢性副鼻 腔炎(蓄膿症)や嗅覚異常等、鼻の疾患を合併している人で発症しやすく、 特に、これまでに医薬品で 喘息発作を起こしたことがある人は重症化しやすいので、同種の医薬品 の使用を避ける必要がある」ですが、正しい記述です。
「喘息」の正しい記述です。テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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