第25問‐岡山県 令和5年度(2023年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「泌尿器系」についての出題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

第25問‐泌尿器系

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「尿細管では、原尿中のブドウ糖やアミノ酸等の栄養分及び血液の維持に必要な水分や 電解質が再吸収され、その結果、老廃物が濃縮され、余分な水分、電解質とともに最終 的に尿となる。」ですが、正しい記述です。

 「尿細管」の正しい記述です。

 テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「腎臓は内分泌腺としての機能があり、骨髄における白血球の産生を促進するホルモン を分泌する」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「白血球」のところです。

 正しくは、「赤血球」です。

 「骨髄における」なので、赤血球とピンと来てください。赤血球は、骨髄で作られます。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「副腎皮質ホルモンの一つであるアルドステロンは、体内に塩分と水を貯留し、カリウ ムの排泄 せつ を促す作用があり、電解質と水分の排出調節の役割を担っている」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 手引きには…、

 「副腎皮質ホルモンの一つである アルドステロンは、体内に塩分と水を貯留し、カリウムの排泄 を促す作用があり、電解質と 水分の排出調節の役割を担っている」

 …とあります。

 よって、選択肢は、「正」となります。

 なお、「注記」には、「アルドステロンの分泌が過剰になると、高血圧、むくみ(浮腫)、カリウム喪失などを生じる(アルドステロン症)。」ともあります。

 このあたりも狙われそうなので、このページを「お気に入り」に入れておいて、試験直前で、チェックしておきましょう。

 また、「副腎“皮”質ホルモン」は、ガチ「ひっかけ」ポイントなので、注意してください。

 副腎“髄”質ホルモンじゃないです!

選択肢d

 選択肢dの「副腎髄質では、自律神経系に作用するアセチルコリンが産生・分泌される。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「アセチルコリン」のところです。

 正しくは、「アドレナリン(エピネフリン)とノルアドレ ナリン(ノルエピネフリン)」です。

 手引きには…、

 「副腎髄質では、自律神経系に作用するアドレナリン(エピネフリン)とノルアドレ ナリン(ノルエピネフリン)が産生・分泌される。

 …とあります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:2

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:肝臓

 22問:大腸

 23問:呼吸器系

 24問:血液

 25問:泌尿器系

 26問:目

 27問:鼻・耳

 28問:外皮系

 29問:骨格系及び筋組織

 30問:脳・神経系

 31問:医薬品の吸収

 32問:医薬品の代謝、排泄

 33問:剤形

 34問:全身的に現れる副作用

 35問:皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症

 36問:精神神経系に現れる副作用

 37問:消化器系に現れる副作用

 38問:循環器系に現れる副作用

 39問:感覚器に現れる副作用

 40問:皮膚に現れる副作用

令和5年度 岡山県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後第1~40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後第41問~60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

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