登録販売者 新潟県 過去問+解説 令和6年度(2024年度)第58問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「偽アルドステロン症」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

新潟県 第58問‐偽アルドステロン症

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「低身長、低体重など体表面積が小さい者や高齢者で生じやすい。」ですが、正しい記述です。

 「偽アルドステロン症」ですが、手引きには、「低身長、低体重など体表面積が小さい者や高齢者で生じやすく、原因医薬品の長期服用後に初 めて発症する場合もある。」となっています。

 基本論点なので、押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「症状として、血圧低下、筋肉痛、喉の渇き、 倦怠感等を生じる。」ですが、誤った記述です。

 ついに、副作用の具体的な症状が出たか!と言う問題です。

 間違っているのは、「血圧低下」のところです。

 正しくは、「血圧上昇」です。

 偽アルドステロン症は、体内に塩分(ナトリウム)と水が貯留するわけで、塩分が多いので、血圧上昇ですね。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 副作用の症状ですが、ガチ暗記は無理ですが、精読はしておきましょう。

 選択肢に鼻が利くようになります。

選択肢c

 選択肢cの「体内に塩分(ナトリウム)と水が貯留し、体からカリウムが失われることによっ て生じる。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 よくよく、ナトリウムとカリウムが入れ替えられるので、正確に憶えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「複数の医薬品や、医薬品と食品の間の相互作用によって起きることがある。」ですが、正しい記述です。

 手引きには…、

 「複数の医薬品や、医薬品と食品との間の相互作用によって起き ることがある」

 …とあります。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 正解:3

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人体

 41問:消化器系

 42問:膵臓

 43問:肝臓

 44問:消化器系

 45問:呼吸器系

 46問:血液

 47問:脾臓・リンパ系

 48問:耳鼻

 49問:眼球

 50問:外皮系

 51問:筋組織

 52問:脳及び神経系

 53問:交感神経系

 54問:剤形

 55問:医薬品の代謝及び排泄

 56問:医薬品の体内での働き

 57問:呼吸器系に現れる副作用

 58問:偽アルドステロン症

 59問:黄疸

 60問:精神神経系に現れる副作用

令和6年度 新潟県 科目別

 ・インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

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