本問は、「適正使用」の「啓発活動」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「医薬品の持つ特質及びその使用・取扱い等について、正しい知識を広く生活者に 浸透させることにより、保健衛生の維持向上に貢献することを目的として、毎年6月 20 日~7月 19 日までの1ヶ月間を「薬と健康の月間」として、国、自治体等に よる広報活動やイベント等が実施されている。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「毎年6月 20 日~7月 19 日までの1ヶ月間を」のところです。
正しくは、「毎年10月17日~23日の1週間を」です。
んで、「薬と健康の月間」も誤りで、正しくは、「薬と健康の週間」です。
テキストを精読していれば、(薬と健康の月間・・・月間???)と、違和感に気づいたかと思います。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、「薬と健康の週間」は、「け・ん・こ・う・の・し・ゅ・う・か・ん」の「10文字」で「10月」と憶えましょう。
んで、「毎年6月 20 日~7月 19 日」は、6・26国際麻薬乱用撲滅デーです。
選択肢bの「薬物乱用や薬物依存は、違法薬物(麻薬、覚醒剤、大麻等)によるものばかりで なく、一般用医薬品によっても生じ得る。」ですが、正しい記述です。
「法規」の論点の「濫用等のおそれのある医薬品」の存在を思い出してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「一般用医薬品の乱用をきっかけとして、違法な薬物の乱用 につながることもあり、 その場合、乱用者自身の健康を害するだけでなく、社会的な弊害を生じるおそれが 大きい。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、「注記」には、「大量摂取やアルコールとの同時摂取による急性中毒から転倒、昏睡、死亡などのほか、長期の乱用によって、臓器障害、 情緒不安定、対人関係・社会生活上の障害などにいたった事例が報告されている」とあります。
濫用の結果の具体例なので、チェックしておきましょう。
選択肢dの「医薬品の適正使用の重要性に関しては、内容が難しく、誤った理解をさせてしま うおそれがあることから、小中学生のうちからの啓発は行うべきではない。」ですが、誤った記述です。
手引きには…、
「医薬品の適正使用の重要性等に関して、小中学生のうち からの啓発が重要である。」
…とあります。
薬に興味を持ちがちな、小中学生からやった方がいいですよね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
当該年度の過去問は、以上です。お疲れ様でした!!
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