31問‐宮崎県 R2年度(2020年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「自律神経系」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

31問‐自律神経系

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢1

 選択肢1の「交感神経系が副交感神経系より優位に働くと、気管及び気管支が拡張する。」ですが、正しい記述です。

 「交感神経系」が優位だと、行動・戦闘に備えるため、酸素をたくさん吸おうとします。

 よって、気管及び気管支が拡張します。

 選択肢は、「正」となります。

選択肢2

 選択肢2の「交感神経系が副交感神経系より優位に働くと、胃の血管が収縮する。」ですが、正しい記述です。

 交感神経系が優位ということは、身体は、「行動・戦闘」向けになっているわけです。

 食事・休憩などしてられないので、胃の血管が収縮することになります。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢3

 選択肢3の「副交感神経系が交感神経系より優位に働くと、唾液分泌が亢進する」ですが、正しい記述です。

 副交感神経系は、言うなれば、食事・休憩のときに働くものなので、唾液の分泌が増えます。

 「逆」を言えば、交感神経系が働く戦闘・行動のときは、緊張から、「つば」が沸かないものです。

 緊張すると、口の中がカラカラになることと、思い合わせてください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢4

 選択肢4の「副交感神経系が交感神経系より優位に働くと、腸の運動が低下する。」ですが、誤った記述です。

 副交感神経系は、食事・休憩のときに働くわけで、「トイレ休憩」も、それに該当します。

 よって、副交感神経系が優位なときは、腸の運動が増加して、トイレに行きたくなります。

 選択肢は、「誤」となります。

答え

 「1」は「正」です。

 「2」は「正」です。

 「3」は「正」です。

 「4」は「誤」です。

 「誤っているもの」は…、

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:口腔・・・「ふつう」。

 22問:消化器系・・・「ふつう」。

 23問:呼吸器系2・・・「ふつう」。

 24問:循環器系・・・「ふつう」。

 25問:腎泌尿器系臓・・・「ふつう」。

 26問:目・・・「ふつう」。

 27問:鼻及び耳・・・「ふつう」。

 28問:外皮系・・・「ふつう」。

 29問:骨格系及び筋組織・・・「ふつう」。

 30問:中枢神経系・・・「ふつう」。

 31問:自律神経系・・・「ふつう」。

 32問:吸収代謝排泄・・・「ふつう」。

 33問:剤形・・・「ふつう」。

 34問:皮膚粘膜眼症候群・・・「ふつう」。

 35問:医薬品の副作用・・・「ふつう」。

 36問:精神神経系副作用・・・「ふつう」。

 37問:消化器系副作用・・・「ふつう」。

 38問:呼吸器系副作用・・・「ふつう」。

 39問:循環器系・泌尿器系副作用・・・「ふつう」。

 40問:感覚器系・皮膚副作用・・・「ふつう」。

R2 宮崎県 科目別

 苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。

 ・R2 宮崎県 インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・薬事に関する法規と制度(第101問~第120問)

独学向け教材

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