第50問‐高知県 令和5年度（2023年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「法規」の「医薬品」についての問題です。しっかりとテキストを精読した人なら解ける問題です。テキストの読み込みが甘いと厳しいです。復習しておきましょう。
第50問‐医薬品
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1
選択肢１の「一般用医薬品又は要指導医薬品において、生物由来の原材料が用いられているものは ない。」ですが、誤った記述です。
手の込んだ「ひっかけ」です。
手引きには…、
「一般用医薬品又は要指導医薬品においても、生物由来の原材料が用いられているものがあるが、」
「現在のところ、生物由来製品として指定された一般用医薬品又は要指導医薬品はない」
…とあります。
一般用医薬品又は要指導医薬品で「ない」のは、“生物由来製品”です。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢2
選択肢２の「一般用医薬品で毒薬に該当するものはない」ですが、正しい記述です。
手引きには…、
「毒薬又は劇薬は、要指導医薬品に該当することはあるが、現在のところ、毒薬又は劇 薬で、一般用医薬品のものはない」
…とあります。
よく出る記述なので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3
選択肢３の「毒薬又は劇薬について、医薬品営業所管理者が薬剤師である卸売販売業者であれば、 開封して販売することができる」ですが、正しい記述です。
手引きには…、
「毒薬又は劇薬については、」
「店舗管理者が薬剤師である店舗販売業者及び医薬品営業 所管理者が薬剤師である卸売販売業者“以外”の医薬品の販売業者は、開封して、販売等してはなら ないとされている」
…とあります。
よって、医薬品営業所管理者が薬剤師である卸売販売業者なら、開封販売できます。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4
選択肢４の「生物由来製品は、製品の使用による感染症の発生リスクに着目して指定されている」ですが、正しい記述です。
「生物由来製品」の正しい記述です。
手引きには…、
「生物由来製品は、製品の使用による感染症の発生リスクに着目して指定されており、」
「生物由来 の原材料（有効成分に限らない。）が用いられているものであっても、現在の科学的知見において、 感染症の発生リスクの蓋然性が極めて低いものについては、指定の対象とならない」
…とあります。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「1」は「誤」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「誤っているもの」は、
正解：1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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