第9問‐高知県 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「小児等」の問題です。難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

第9問‐小児等

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「小児は、大人と比べて身体の大きさに対して腸が長く、服用した医薬品の吸収率が大人と比べ相対的に低い。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「相対的に低い」のところです。

 正しくは、「相対的に高い」です。

 ド定番のところです。「小児…腸長く、吸収高い」は、ガチ暗記してください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「小児は、肝臓や腎臓の機能が未発達であるため、医薬品の成分の代謝・排泄が大人と比べ早い」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「早い」のところです。

 正しくは、「遅い」です。

 手引きには、

 「(小児は、)医薬品の成分の代謝・排泄に時間がかかり、作用が強く出過ぎたり、副作用がより強く出ることがある」

 …とあります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「一般的に、5歳未満の患者に使用される錠剤やカプセル剤などの医薬品では、服用時 に喉につかえやすいので注意するよう添付文書に記載されている。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 なお、数字は、常に狙われています。「5歳未満」のところは、チェックしておきましょう。

 「基本知識の数字」を一読をば。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「乳児は、一般用医薬品の使用の適否が見極めにくく、基本的には医師の診療を受けることが優先され、一般用医薬品による対処は最小限にとどめるのが望ましい。」ですが、正しい記述です。

 よく出る「薬常識」です。

 「乳児・・・医師の診療が優先、一般用医薬品は最小限」は、確実に押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:5

 もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。

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基本知識

 1問:医薬品の本質

 2問:医薬品

 3問:健康食品

 4問:薬理作用とアレルギー

 5問:医薬品の副作用

 6問:医薬品の不適切使用

 7問:医薬品の相互作用

 8問:医薬品と食品との飲み合わせ

 9問:小児等

 10問:乳児・幼児・小児

 11問:高齢者

 12問:妊婦等

 13問:医療機関で治療を受けている人

 14問:プラセボ効果(偽薬効果)

 15問:医薬品の品質

 16問:セルフメディケーション

 17問:販売時のコミュニケーション

 18問:販売時のコミュニケーション2

 19問:サリドマイド製剤及びサリドマイド訴訟

 20問:HIV訴訟

令和4年度 高知県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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