令和6年度(2024年度)岩手県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「法規」の「医薬品の情報提供、陳列」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「要指導医薬品を販売又は授与する場合には、その店舗において医薬品の販売又は授 与に従事する登録販売者に、書面を用いて、必要な情報を提供させなければならない」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「登録販売者」のところです。
登録販売者は、要指導医薬品を扱えないです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「第三類医薬品の購入者から質問等がない場合であっても、薬剤師又は登録販売者に 必要な情報提供をさせることが望ましいが、医薬品医療機器等法上の規定は特にない」ですが、正しい記述です。
意外に意外な内容ですが、正しいです。
第三類医薬品ですが、情報提供の義務がないのですが、というのも、法律上、情報提供しろよ的な規定がないからです。
昔からよく出るので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「指定第二類医薬品は、鍵をかけた陳列設備に陳列する場合又は陳列設備から1.2メートルの範囲に医薬品を購入しようとする者等が進入することができないよう必要 な措置が取られている場合を除き、薬局等構造設備規則に規定する「情報提供を行う ための設備」から7メートル以内の範囲に陳列しなければならない」ですが、正しい記述です。
「指定第二類医薬品」のド定番論点です。
数字が実に実によく出ます。「1.2メートル」と「7メートル」は、ガチ暗記してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「第一類医薬品、第二類医薬品及び第三類医薬品を薬効分類ごとに陳列しなければな らない」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「薬効分類」のところです。
正しくは、「区分」です。
一般用医薬品は、リスク区分に応じて、陳列しないとダメですね。
ドラッグストアとかでは、レジの後ろの棚に、第一類医薬品がまとめて陳列されることが多いですね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする