本問は、「人体」の「循環器系に現れる副作用」についての問題です。難しいところはありません。ほぼ取れるはずです。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「うっ血性心不全とは、全身に必要とされる量以上の血液を心臓から送り出すことで、肺に血 液が貯留して、種々の症状を示す疾患である」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「全身に必要とされる量以上の血液を心臓から送り出すことで、」のところです。
正しくは、「全身が必要とする量の血液を心臓から送り出すことが“できなくなり”、」です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢2の「息切れ、疲れやすい、足のむくみ、急な体重の増加、咳とピンク色の 痰などを認めた場合は、 うっ血性心不全の可能性を疑い、早期に医師の診療を受ける必要がある」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには、そのまんまですが…、
「息切れ、疲れやすい、足のむくみ、急な体重の増加、咳とピンク色の痰などを認めた場合は、うっ血性心不全の可能性を疑い、早 期に医師の診療を受ける必要がある。」
「心不全の既往がある人は、薬剤による心不全を起こし やすい。」
…とあります。
キーワードの「ピンク色の痰」ともども、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「不整脈とは、心筋の自動性や興奮伝導の異常が原因で心臓の拍動リズムが乱れる病態である」ですが、正しい記述です。
「不整脈」の正しい記述です。
「3)循環器系に現れる副作用」は、よくよく出るようになっているので、精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「不整脈は、代謝機能の低下によって発症リスクが高まることがあるので、腎機能や肝機能の 低下、併用薬との相互作用等に留意するべきである」ですが、正しい記述です。
手引きには、そのまんまですが…、
「代謝機能の低下によって発症リスクが高まる ことがあるので、腎機能や肝機能の低下、併用薬との相互作用等に留意するべきである。」
「特に、高齢者において、そのような配慮が重要である。」
「医薬品の販売等に従事する専門家にお いては、医薬品を使用する本人だけでなく、その家族等にもあらかじめ注意を促しておく必 要がある。」
…とあります。
副作用の記述は、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「誤」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「誤っているもの」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする