本問は、「適正使用」の「医薬品副作用被害救済制度」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢アの「健康被害を受けた本人又は家族が給付請求を行う。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
請求権者は、「本人又は家族」です。医者等ではないです。
よく出るので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢イの「給付請求があった場合、その健康被害が医薬品の副作用によるものかどうかなどの医学的薬学的 判断を要する事項について薬事・食品衛生審議会の諮問・答申を経て、厚生労働大臣が判定した結 果に基づいて各種給付が行われる。」ですが、正しい記述です。
キーワードの「薬事・食品衛生審議会」と「厚生労働大臣」は、押えておきましょう。
それぞれ、総合機構や都道府県知事などに変えられています。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢ウの「救済給付業務に必要な費用のうち、給付費については、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法 の規定に基づいて、事業費の全額が国庫により賄われている。」ですが、誤った記述です。
「給付費」は、「製造販売業者から年度ごとに納付される拠出金」が充てられています。
んで、「事務費」は、「その2分の1相当額は国庫補助」によって賄われています。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢エの「給付の種類としては、医療費、医療手当、障害年金、障害児養育年金、遺族年金、遺族一時金及 び葬祭料があり、全てに請求期限が定められている。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「全てに請求期限が定められている」のところです。
障害年金、障害児養育年金には、期限が設けられていません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、障害年金、障害児養育年金以外の救済制度の請求期限は、以下の通りです。
「医療費」は、「費用の支払いが行われたときから5年以内」です。
「医療手当」は、「請求に係る医療が行われた日の属する月の翌月の初日から5年以内」です。
「遺族年金」は、「死亡のときから5年以内」です。
「遺族一時金」も、「死亡のときから5年以内」です。
「葬祭料」も、「死亡のときから5年以内」です。
まずもって、数字ですが、ざっくりと「き・ゆ・う・さ・いの5年」と憶えるといいでしょう。
数字を憶えるだけで、そこそこ点が取れるはずです。
「ア」は「正」です。
「イ」は「正」です。
「ウ」は「誤」です。
「エ」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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