58問‐福岡県 R2年度(2020年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「適正使用」の「一般用医薬品の安全対策」についての問題です。1つだけ難しいところがありますが、残る2つは、基礎・基本的なものです。最終解答にも、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

58問‐一般用医薬品の安全対策

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 本問は、「穴埋め問題」ですが、実質的には、「知識問題」です。

 択一式でも必須の論点なので、ガチ暗記しておきましょう。

選択肢ア

 選択肢アですが、「2000年5月米国において、女性が食欲抑制剤として使用した場合に、出血性脳卒中の発生リスクとの関連性が高いとの報告が」といったところから、「塩酸フェニルプロパノールアミン」であることがわかります。

 他の選択肢の「クロルフェニラミンマレイン酸塩」や「ナファゾリン塩酸塩」は、テキストの「適正使用」のところでは、出てきません。

 (こんなんあったけ?)でも、判断できたと思います。

 なお、当該論点は、ド頻出論点です。

 選択肢の「食欲抑制剤」や「出血性脳卒中」も、出題可能性があるので、チェックしておきましょう。

選択肢イ

 選択肢イですが、これは、少々、難しいです。

 ここには、「高血圧症」が入ります。

 当該語句は、ほとんど出題実績がないので、できなくても仕方ないでしょう。

 しかし、過去問に出たことは甘く見てはいけないので、今後の試験に備えて、「高血圧症」と、憶えておきましょう。

選択肢ウ

 選択肢ウですが、「代替成分として(ウ)等への速やかな切替え」とあるように、切り替えられた成分を当てるだけの問題です。

 ここには、お馴染みの「プソイドエフェドリン塩酸塩」が入ります。

答え

 「ア」は「塩酸フェニルプロパノールアミン」です。

 「イ」は「高血圧症」です。

 「ウ」は「プソイドエフェドリン塩酸塩」です。

 正解:5

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適正使用

 41問:相談すること‐基礎疾患・・・「やや難」。

 42問:添付文書・・・「ふつう」。

 43問:運転操作しない・・・「ふつう」。

 44問:添付文書の使用上注意・・・「ふつう」。

 45問:添付文書副作用等記載・・・「ふつう」。

 46問:してはいけない‐婦人等・・・「ふつう」。

 47問:保管及び取扱い・・・「ふつう」。

 48問:製品表示・・・「ふつう」。

 49問:適正使用情報・・・「ふつう」。

 50問:情報報告制度・・・「ふつう」。

 51問:給付種類と請求・・・「ふつう」。

 52問:救済制度対象医薬品・・・「ふつう」。

 53問:医薬品PLセンター・・・「ふつう」。

 54問:企業の副作用等報告制度・・・「ふつう」。

 55問:健康被害の救済・・・「ふつう」。

 56問:安全性情報報告制度・・・「ふつう」。

 57問:登録販売者の対応・・・「ふつう」。

 58問:一般用医薬品の安全対策・・・「ふつう」。

 59問:一般用医薬品の安全対策2・・・「ふつう」。

 60問:啓発活動・・・「ふつう」。

R2 福岡県 科目別

 苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。

 ・R2 福岡 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・薬事に関する法規と制度(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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