本問は、「適正使用」の「適正使用情報」についての問題です。基礎・基本ばかりなので、難しくはありません。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢アの「安全性速報は、医薬品、医療機器等について緊急かつ重大な注意喚起や使用制限に係る対策が必要な状況にある場合に、厚生労働省からの命令等に基づいて作成される。」ですが、誤った記述です。
後半が間違っています。
安全性速報は、厚生労働省の命令等のほか、“製造販売業者の自主決定等”に基づいて作成されることもあります。
安全性速報と緊急安全性情報は、「製造販売業者」も出すことがあります。
初見の人は、(なんじゃそら?)と思うでしょうが、なぜか、本試験でよく出るところなので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢イの「安全性速報は、A4サイズの青色地の印刷物で、ブルーレターとも呼ばれる。」ですが、正しい記述です。
安全性速報は、ブルーレターです。
対して、緊急安全性情報は、イエローレターです。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢ウの「医薬品の製造販売業者等は、医薬品の有効性及び安全性に関する事項その他医薬品の適正な使用のために必要な情報を収集し、検討するとともに、薬局開設者等に対して、提供するよう努めなければならないが、薬局等に従事する薬剤師や登録販売者は情報提供の対象となっていない。」ですが、誤った記述です。
薬剤師や登録販売者にも、情報提供してやれよ!と突っ込んでください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢エの「独立行政法人医薬品医療機器総合機構が行っている医薬品医療機器情報配信サービス(PMDAメディナビ)は、誰でも利用可能である」ですが、正しい記述です。
選択肢の言うとおり、誰でも使用可能です。
テキストで確認するほか、「https://www.google.com/search?q=PMDAメディナビ」で検索してみてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
「ア」は「誤」です。
「イ」は「正」です。
「ウ」は「誤」です。
「エ」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
41問:相談すること‐基礎疾患・・・「やや難」。
42問:添付文書・・・「ふつう」。
43問:運転操作しない・・・「ふつう」。
44問:添付文書の使用上注意・・・「ふつう」。
45問:添付文書副作用等記載・・・「ふつう」。
46問:してはいけない‐婦人等・・・「ふつう」。
47問:保管及び取扱い・・・「ふつう」。
48問:製品表示・・・「ふつう」。
49問:適正使用情報・・・「ふつう」。
50問:情報報告制度・・・「ふつう」。
51問:給付種類と請求・・・「ふつう」。
52問:救済制度対象医薬品・・・「ふつう」。
53問:医薬品PLセンター・・・「ふつう」。
54問:企業の副作用等報告制度・・・「ふつう」。
55問:健康被害の救済・・・「ふつう」。
56問:安全性情報報告制度・・・「ふつう」。
57問:登録販売者の対応・・・「ふつう」。
58問:一般用医薬品の安全対策・・・「ふつう」。
59問:一般用医薬品の安全対策2・・・「ふつう」。
60問:啓発活動・・・「ふつう」。
苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする