36問‐広島県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「皮膚粘膜眼症候群」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

36問‐皮膚粘膜眼症候群

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「38°C以上の高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水疱等の激しい症状が、全身の皮膚、口、眼等の粘膜に現れる病態である。」ですが、正しい記述です。

 基本問題です。まあ、大丈夫でしょうが、数字は、常に狙われています。

 「38°C以上」のところは、念のため、チェックしておきましょう。

 「40℃以上」などに変えられても、判断できるように!

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「原因が医薬品の場合、使用開始後2週間以内に発症することが多いが、1ヶ月以上経 ってから起こることもある。」ですが、正しい記述です。

 数字は、常に狙われています。

 「2週間以内」と「1ヶ月以上」は、ガチで押えておきましょう。

 参考:副作用の数字1

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「皮膚粘膜眼症候群の発症機序の詳細は既に解明されており、正確な発症の予測が可能 である」ですが、誤った記述です。

 皮膚粘膜眼症候群の発症機序は、まだ解明されていません。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「ライエル症候群とも呼ばれる。」ですが、誤った記述です。

 「皮膚粘膜眼症候群」の別名は、「スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)」です。

 「ライエル症候群」は、「中毒性表皮壊死融解症(TEN)」です。

 正式名・別名・略語ともども、ガチ暗記しましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:消化器系

 22問:消化酵素

 23問:呼吸器系

 24問:循環器系

 25問:泌尿器系

 26問:目

 27問:鼻及び耳

 28問:外皮系

 29問:骨格系

 30問:筋組織

 31問:脳及び神経系

 32問:交感神経・副交感神経

 33問:医薬品の吸収

 34問:医薬品の代謝と排泄

 35問:剤形

 36問:皮膚粘膜眼症候群

 37問:肝機能障害

 38問:呼吸器系副作用

 39問:消化器系副作用

 40問:循環器系

令和2年度 広島県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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