29問‐広島県 過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「人体」の「骨格系」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
29問‐骨格系
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「骨の基本構造は、主部となる骨質、骨質表面を覆う骨膜、骨質内部の骨髄、骨の接合部にある関節軟骨の四組織からなる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
他県では、「骨質・骨膜・骨髄・関節軟骨」の入れ替え問題が実によく出るので、語句を正確に押えてください。
たとえば、「骨質表面を覆う“骨質”」や「骨の接合部にある“骨質”」などと、出題されています。もちろん、「×」です。テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢b
選択肢bの「骨の破壊（骨吸収）と修復（骨形成）は、骨が成長を停止するまで繰り返され、その後は行われない。」ですが、誤った記述です。
骨は、一生を通じて破壊（骨吸収）と修復（骨形成）が行われます。
ですから、皆さんも、牛乳は、1週間に2リットルを目安に飲みましょう。毎日小魚を食べましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢c
選択肢cの「骨組織を構成する無機質は、炭酸カルシウムやリン酸カルシウム等の石灰質からなる が、それらのカルシウムが骨から溶け出すことはない。」ですが、誤った記述です。
カルシウムが骨から“溶け出し”、ほぼ同量のカルシウムが骨に沈着することで、骨密度を保っています。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢d
選択肢dの「関節とは、広義には骨と骨の連接全般を指すが、狭義には複数の骨が互いに運動できるように連結したものをいう。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
正解：4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
人体
令和2年度 広島県
・医薬品に共通する特性と基本的な知識（午前：第1～第20問）
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