午後第19問‐岐阜県 令和4年度（2022年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「人体」の「泌尿器系・呼吸器系に現れる副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
午後第19問‐泌尿器系・呼吸器系に現れる副作用
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「腎障害では、尿量の減少、ほとんど尿が出ないという症状の他に、一時的に尿が増えると いう症状が現れることがある。
「腎障害」ですが、逆に、尿量が増加することもあります。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢b
選択肢bの「排尿困難は、交感神経系の機能を抑制する作用がある成分が配合された医薬品を使用する ことで現れることがある。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「交感神経系」のところです。
正しくは、「“副”交感神経系」です。
抗コリン成分などで排尿困難が生じることを思い出してください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢c
選択肢cの「喘息は、原因となる医薬品の使用開始から１～２週間程度で起こることが多い。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「１～２週間程度」のところです。
正しくは、「短時間（１時間以内）」です。
数字は、常に狙われています。「副作用の数字2」を一読をば。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢d
選択肢dの「間質性肺炎は、息切れ・息苦しさ等の呼吸困難症状を呈するが、必ずしも発熱は伴わない」ですが、正しい記述です。
選択肢の言うように、「発熱は伴わない」で正しいです。
手引きには…、
「息切れは、初期には登坂等の運動時に感じられるが、病態が進行すると平地歩行や家事等の軽労作時にも意識 されるようになる。必ずしも発熱は伴わない。」
…とあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
ちなみに、「間質性肺炎」の症状には、「息切れ・息苦しさ等の呼吸困難、空咳（痰の出ない咳）、発熱等」とあります。
「必ずしも発熱は伴わない」ということは、ときどきは、発熱することもあるわけです。
試験的には、発熱があったりなかったりするくらいに押えておきましょう。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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