登録販売者の試験科目「主な医薬品とその作用(通称:医薬品)」の第1章「精神神経に作用する薬」の「眠気を防ぐ薬」の「相互作用」を述べたページ。手引きの該当記述を挙げるほか、優先順位やポイントなどをコメント方式で説述する。独学者向けの内容。
復習用に、手引きの「相互作用」部分を抜粋すると…、
「【相互作用】」
「眠気防止薬におけるカフェインの1回摂取量はカフェインとして200mg、1日摂取量はカフェインとして500mgが上限とされている。」
「カフェインは、他の医薬品(かぜ薬、解熱鎮痛薬、乗物酔い防止薬、滋養強壮保健薬等)や医薬部外品(ビタミン含有保健剤等)、食品(お茶、コーヒー等(※))にも含まれているため、」
「それらが眠気防止薬と同時に摂取されるとカフェインが過量となり、中枢神経系や循環器系等への作用が強く現れるおそれがある。」
「なお、かぜ薬やアレルギー用薬などを使用したことによる眠気を抑えるために眠気防止薬を使用するのは適切ではない。」
「眠気が生じると不都合なときには、眠気を催す成分を含まない医薬品が選択されるべきであり、」
「また、それらの医薬品には配合成分としてカフェインが含まれている場合が多いため、重複摂取を避ける観点からも併用を避ける必要がある。」
…となっています。
(※)に「注記」があります。挙げると…、
「100g中に含まれるカフェイン量の目安(八訂増補日本食品標準成分表による)」
「玉露:160mg、煎茶:20mg、ウーロン茶:20mg、紅茶:30mg、コーヒー:60mg」
…となっています。
試験には、ここまで出ないと思います。たとえば、「100g中、最もカフェインが含まれるのは、ウーロン茶である」といった問題は、まず出ないと思います。言うまでもないですが、「×」です。
参考意見程度に、ざっくり目を通しておけば、十分かと思います。
「眠気を防ぐ薬」の「相互作用」の記述です。
数字があります。
「1回摂取量はカフェインとして200mg、1日摂取量はカフェインとして500mgが上限」
…のところです。
出題実勢がそこそこある数字です。
「H30 大阪府 第26問」や「北海道 R3 第25問」といった出題実績があります。ガチで押えておきましょう。
あと、「使用上の注意」がそこそこあります。
先の手引きの太線部分の…、
「かぜ薬やアレルギー用薬などを使用したことによる眠気を抑えるために眠気防止薬を使用するのは適切ではない。」
「眠気が生じると不都合なときには、眠気を催す成分を含まない医薬品が選択されるべき」
「重複摂取を避ける観点からも併用を避ける」
…は、押えておきましょう。
「使用上の注意」的な記述は、まず出ると想定しておいてください。
「相互作用」は、以上で終わります。
・相互作用
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