独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

「危」の標識の整理‐危険物取扱者 乙種4類(乙4)の法令

危険物取扱者の法令では、「危」の標識についての出題が頻出です。

「危」の標識とは、皆さんご存知の、軽トラやタンクローリーに装着されている「黒地に黄色文字」の看板です。

当該標識の論点は、ひっかけ問題として採用されるきらいがあります。

たとえば、「運搬の標識は、たて・よこともに、0.3m以上0.4メートル以下である」とか、「標識は、文字が黒、地が黄色とする」などと出題されています。

ぜんぶ「×」です。(解説は後述。)

そこそこ面倒な論点の「危」の標識を、重要なものから見ていきます。

頻出1‐標識いる・いらない

まず、絶対に押さえないといけない重要ポイントは、ズバリ、標識の有無です。

「運搬」の際の「危」標識は、指定数量によっては、付けなくてよいからです。

指定数量以上の危険物を運搬する車両には、「危」の標識を掲げなくてはいけません。

逆に、指定数量未満しか運ばない車両には、「危」の標識は、要らない、といった手合いです。

運搬の場合、“指定数量”のところで、標識の有無がわかれることを、頭に刻んでください。

わたしはこれで何度もやられました。

「運搬」の標識は、「以上だと要る」「未満なら要らない」です。

なお、タンクローリー(移動タンク貯蔵所)での移送の際は、指定数量に関係なく、標識の設置が義務付けられています。

頻出2‐地黒のモンキー

本試験では、何気に「背景色(地)」と「文字色」が問われます。

運搬と移送の標識の「背景色(地)」と「文字色」は共通しています。

それぞれ…、

「背景色(地)」は、黒です。

「文字の色」は、黄色です。

先述した例題のように、選択肢中に、ぽつねんと、「危の標識は、地を黄色に、文字を黒色にしなくてはいけない」などと出ます。

結構、アレレ?!となるはずです。

標識の色は、意識していないと間違えるので、しっかり憶えてください。

憶え方としては…、

「危」の標識は、町中でよく目にするので、ガン見して、イメージを焼き付ける。

それか、「地黒のモンキー」などと、お粗末な語呂で憶えてしまいます。

「地黒」→「地が黒色」

「モンキー」→「文黄(もん・き)」→「“文”字は“黄”色」

…という、憶え方です。

配偶者の顔を思い浮かべれば、すぐに記憶に残るはずです。

なお、「危」の標識の地と文字色は、「火気厳禁」や「禁水」、「給油中エンジン停止」といった他の標識と絡められて、出題されるきらいがあります。

単独なら判別できても、一斉に問われると、???となってしまいます。

ゆえに、出題者はことさらに出してくるといった塩梅なので、しっかり、丁寧に見ておきましょう。

なお、「危」以外の標識については、「掲示板と標識のまとめ」を参考ください。

頻出3‐寸法の違い

「危」の標識で頻出なのが、寸法(長さ)です。

運搬の「危」と、移送の「危」では、「寸法」が絶妙に違います。

運搬の「危」は、「たて・よこともに、0.3m」となっていて、寸法が固定されています。

運搬の「危」は、「0.3m×0.3m」オンリーなのです。

対して、移送の「危」は、「たて・よこともに、0.3m以上0.4メートル以下」となっていて、移送の方が少し大きくなっています。

さらに、移送の標識は、「以上・以下」となっているので、さらに注意です。

具体的に言えば…、

移送の「危」は、「0.3m×0.3m」でもいいし、「0.4m×0.4m」でもいいし、「0.35m×0.35m」でも構わない、といった塩梅です。

対して、運搬の「危」は、「0.3m×0.3m」オンリーです。

一番最初に述べた例題のように、「運搬の際に、たて0.3m、よこ0.4メートルの標識を備え付けた」は「×」です。

こうしたひっかけ問題で、点を落とさないようにしてください。

まとめ

もう一度、おさらいです。

運搬車両の「危」は、「たて・よこともに、0.3m」です。

タンクローリーの「危」、は「たて・よこともに、0.3m以上0.4メートル以下」です。

出題者は重箱の隅を突くのを殊更に好むので、念入りに、何回も見ておきましょう。

『心の軍師』に、『細切れ時間で、少しずつ』と、助言してもらってください。

荀彧

なお、勉強方法等は、「乙種4類の独学」を…、

独学向け教材については、「乙4のテキスト・問題集」をば、お目汚しください。

また、危険物取扱者について、適当かつ曖昧なことを、たとえば、「乙4合格後に取る資格」などを、ブログにまとめています。「危険物取扱者:ブログ記事」をばお目汚しください。

乙4の「法令」の主要な語呂合わせのまとめ‐危険物取扱者 乙種4類

以下に、乙4の「法令」の主要な語呂をまとめています。

試験会場に行く電車や、試験待ちの時間に、ざっと確認してみてください。

本ページをお気に入りに入れておきましょう。

ところで、「性消」の語呂は、「乙4性消の主要な語呂合わせのまとめ」です。

指定数量の語呂

指定数量の語呂は、「5時だよ、兄さん、一風呂、ワンダフル」です。

当該語呂は、100%憶える必要があります。

ありえない“高”出題率なので、他の語呂を差し置いても、憶えてください。本試験で出ないことはありません。ほぼ毎回出ます。

語呂の詳細については、「指定数量の伝説的憶え方」を再読ください。

せいぞうないがいがいたんいっぱん系

せいぞうないがいがいたんいっぱん」は、保安距離・保有空地の語呂です。

この語呂は、保安距離と保有空地の両方に使えるのですが、両者は、絶妙に違うところがあります。

必ず、「保安距離と保有空地は「語呂暗記」でセットで憶える」でおさらいしてください。

予防規定の語呂

先の「せいぞうないがいがいたんいっぱん」に「キウイ」を付け足したのが「予防規定」の語呂です。

せいぞうないがいがいたんいっぱん+キウイ」が予防規定の語呂です。

詳細は、「予防規定は語呂暗記」で、復習してください。

定期点検の語呂

「定期点検」の語呂は、先の「せいぞうないがいがいたんいっぱん+キウイ」に「タンク」が追加されます。

せいぞうないがいがいたんいっぱん+キウイタンク」が定期点検の語呂です。

語呂については、「定期点検は順番と語呂暗記で勉強する」で、確認してください。

タンクの容量制限

「タンク」は、乙4危険物の貯蔵場所なので、よく問われるところです。

「タンクの容量制限」の語呂は、「かんたん異端審問で泣いたん?」です。

詳しくは、「タンクの容量制限の語呂と憶え方」まで。

監督と保安員

次に、ド頻出の「危険物保安監督者」と「危険物施設保安員」についての語呂です。

危険物保安監督者

危険物保安監督者の語呂は、「製造所の監督は横文字のオク買いタンク」です。

詳細は「危険物保安監督者の要点まとめ(へたな語呂付き)‐」まで。

危険物施設保安員

危険物施設保安員の語呂は、「せいい」です。

詳細は「危険物施設保安員は「監督の補助」で(語呂付き)」まで。

まとめ

以上、「法令」の主要な語呂をまとめました。

どれも絶対に外せないものなので、しっかり暗記に勤めてください。

『心の軍師』に、『語呂は力』と、助言してもらってください。

荀彧

ところで、「性消」の語呂は、「乙4性消の主要な語呂合わせのまとめ」です。

勉強方法等は、「乙種4類の独学」を…、

独学向け教材については、「乙4のテキスト・問題集」をば、お目汚しください。

また、危険物取扱者について、適当かつ曖昧なことを、たとえば、「乙4合格後に取る資格」などを、ブログにまとめています。「危険物取扱者:ブログ記事」をばお目汚しください。

タンクの容量制限の語呂と憶え方‐危険物取扱者 乙種4類(乙4)の法令

「製造所等の基準」で頻出なのが、「タンクの容量制限」です。

ぶっちゃけ言うと、こんなもん、タンクメーカーか(三菱重工ではありません)、建物の設計者に言えよ、なんでこんなもん、実際に危険物を取り扱うオレらが知らんとあかんの?ですが、試験ですので黙って憶えましょう。

ま、当該論点は、憶え方があるので、さくっと消化してください。

制限あるのは3つ

きっちりと、数字で容量が制限されているのは、以下の3つです。

「屋内タンク貯蔵所」「簡易タンク貯蔵所」「移動タンク貯蔵所」の3つです。

反対に言うと、上記の3施設以外は、『無制限』です。

これをまず、頭に叩き込みます。

本試験では…、

「製造所では、20,000リットルまでしか貯蔵できない」とか…、

「屋外タンク貯蔵所では、40,000リットルまでしか保管できない」といった問題が出るからです。

先に挙げた3施設は数量の規制があり、それら以外は『無制限』であることを、しっかり頭に叩き込んでください。

下手な語呂

さて、「屋内タンク貯蔵所」「簡易タンク貯蔵所」「移動タンク貯蔵所」の3つの暗記ですが、つまらない語呂があるので、紹介しておきます。

その語呂とは…、

かんたん異端審問で泣いたん?

…です。

…語呂の説明は…、

かんたんは「“”易“タン”ク」で、

異端審問は「“”動“タン”ク」で、

最後の「泣いたん?」は「屋“内タン”ク」です。

実によくない語呂なので、力ずくで憶えても結構です。

注意事項

当該論点は、タンク系に意識を払います。

というのも、タンク系の施設は、無制限の「屋外タンク貯蔵所」と「地下タンク貯蔵所」があり、そして、先述した容量制限の3施設(カンタン異端審問で泣いたん?)とが、混在しているからです。

受験生は、“タンク”がらみでよく間違えるのためか、しばしば本試験にて…、

「屋タンク貯蔵所のタンク容量は、第4類危険物の場合は、20,000リットル以下である」

「地下タンク貯蔵所のタンク容量は、20,000リットル以下である」

…などと、出題者は、“意図的に”、受験生が混乱する問題を出しています。

タンク系は、制限のあるなしを意識して憶えましょう。

では、数字の覚え方に入ります。

簡易タンク貯蔵所の数字の憶え方

すぐに憶えられるのは、「簡易タンク貯蔵所」です。

簡易タンク貯蔵所は、タンク1基につき、600リットルまでです。

数字の「6」を憶えるわけですが、5秒で終わりです。

簡易タンク貯蔵所→簡易タンク→かんいたんく→6文字→600リットル

…ってな寸法です。

なお、「簡易タンク貯蔵所」には、「タンクは3基まで」という規定もあります。

これは、3秒で終わりです。

…勘のよい方は、もうお分かりでしょう。

簡易タンク貯蔵所→簡易タンク→簡易→かんい→3文字→3基

…お粗末でした。

なお、当該タンクは、「同一の品質の危険物を2基以上設置できない」という規定もあるので、併せて憶えましょう。

移動タンク貯蔵所の数字の憶え方

移動タンク貯蔵所のタンク容量30,000リットル以下は、「移動タンク貯蔵所の主要な数字の暗記」で紹介した語呂で憶えます。

その語呂は、「日当3万、手当は4,000・2,000円」です。

タンクローリーの運転手は日当3万?!とイメージすると、即、頭に入ります。

(なお、上記数字は、あくまで試験用の憶え方であり、実情の数字ではないので注意してください。公言すると恥をかきます。)

屋内タンク貯蔵所の数字の憶え方

いい語呂ではないので、前もって言っておきます。

屋内タンク貯蔵所の容量制限は、2規定あるので、ややこしいです。

1つ目…「指定数量の倍数の40倍以下」

2つ目…「第4類危険物は20,000リットル以下(第4石油類と動植物油類を除く)」

…となっています。

語呂は、「泣いた西○○」で、西以下の○○部分は各自アレンジしてください。

「泣いた」は、屋内タンク貯蔵所の「おく“ないた”んくちょぞうしょ」のところです。

「泣いた」としたのは、屋内貯蔵所や屋外タンク貯蔵所などと区別するためです。

「西」は、そっくりそのままで、「にし」→「2・4」といった寸法です。

先に述べた、2万リットルの「2」と、指定数量40倍の「4」と第4類の「4」に当たります。

西以下の○○は、たとえば、「泣いた西住殿」とか「泣いた西住みほ」とか「泣いた西住まほ」とか、「泣いた西周」とか「泣いた西郷隆盛」とか「泣いた西城秀樹」とか、「西」が付いていたら、何でも構いません。

自分にしっくり来る語呂を工夫して、暗記しましょう。

おまけ:ひっかけ問題の給油取扱所

まず、「給油取扱所は、タンクの容量制限がない」ことを、しっかり頭に叩き込んでください。

しかし、給油取扱所には、「廃油タンク」の規定があり、「廃油タンクは10,000リットル以下」となっています。

本試験では、この規定をもじって…、

「給油取扱所は、タンクの容量制限は10,000リットルである」

…などと出されることがあります。

底の浅い受験生なら、さくっと狩られるはずです。しっかり憶えましょう。

まとめ

ってな感じで、数字カウントと語呂などで、工夫してタンクの容量制限を頭に入れましょう。

おさらいすると…、

「かんたん異端審判で泣いたん?」

「日当3万」

「泣いた西住殿」

…です。

馬鹿馬鹿しいので、誰にも言わないでください。恥をかきます。

『心の軍師』に、『心の中だけで、語呂を唱えろ』と、助言してもらってください。

荀彧

なお、勉強方法等は、「乙種4類の独学」を…、

独学向け教材については、「乙4のテキスト・問題集」をば、お目汚しください。

また、危険物取扱者について、適当かつ曖昧なことを、たとえば、「乙4合格後に取る資格」などを、ブログにまとめています。「危険物取扱者:ブログ記事」をばお目汚しください。