建設業経理士の2級を受けてきました。
例年通りの問題だったので、運よく合格した、といった次第です。
以下、恒例のアレです。
合格発表の日なので、さっそく、公式で確認します。
しかし、ここで「???」に。
公式では…、
「合否の通知を合格発表日に発送いたします。また、合格発表日の午前10時より、当ホームページに合格者の受験番号を掲載いたします。」
…とあるのに、全くその表記がないのです。
おかしいなあーと思いつつ探すこと、15分。
見つかりません。
で、ふと、「建設業経理士試験のページ」の上に、「建設業振興基金のページ」があるのを発見。
んで、クリックしてみると…、
…合格番号のページへのリンクを発見、といった塩梅です。
緊張のひと時です。いつもどきどきしますわ。
手元には、押入れに投げ入れていた受験票を用意しています。
…無事、自分の受験番号を確認、ってな次第です。
後日、「試験のページ」を見ると…、
…といったように、リンクが追加されていました。
発表日から数日すると、A3サイズの封筒が届きました。
なかには、立派な賞状が入っていました。
上記画像は、不正・悪用の予防のために、かなり、汚いものにしていますが、紙質はしっかりしていて、立派なものでした。
これで1つ、片が付きました。
| カテゴリー: 資格こもごも | Tags: 建設業経理士 | 2016年11月12日 2:26 PM |
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仕訳問題で狙われるのが、「固定資産と消耗品の購入」です。
まず、「消耗品」の処理が2通りあるので、問題文の指示に従っているかどうかの判定があります。
次に、固定資産購入の際の付随費用の処理が試されます。
残るは、受験生へのイヤらしい「引っ掛け」です。
よくある問題文としては…、
「業務用の机を10台@48,000円、文房具を70,000円分を購入した。代金は後日支払う。なお、机の設置費用の20,000円と、文房具の送料3,000円を現金で支払った。文房具は消耗品費で処理する。」
…となっています。
答えの仕訳を先に挙げておきます。
まず、固定資産となる、「業務用の机を10台」部分です。
設置費用がかかっているので、これは、「付随費用」です。
「備品」は、当該金額を含めた額で仕訳を切らなくてはいけません。
ご承知の定番事項、「付随費用は取得原価に含める」です。
「48,000円×10台」に「+20,000」で、計上される「備品」は「500,000」となります。
次に、文房具です。
問題文では、「消耗品費」と、費用で処理するよう指示されているので、仕訳を切る際に注意が必要です。
故郷で語り草になるほど陰険な出題者は、敢えて、使用勘定科目群に「消耗品」を入れてくるからです。
問題文の指示の通り、「消耗品費」で解答してください。
なお、送料の2,000円にひっかからないでください。
“文房具の送料”となっているので、これは、普通の「送料」で処理します。
固定資産の処理に釣られて、「消耗品費」に含めてはいけません。
ところで、送料は、運送料やら運賃やら運送費など、勘定科目に“ゆらぎ”があるので、使用勘定科目群から該当するものを解答してください。
なお、「消耗品費」ですが、いったん「消耗品」で資産計上し、期末に棚卸なりをして、その期の消耗品費を計算するやり方もあるので、テキストで確認しておいてください。
最後に、「代金は後日支払う。」のところです。
見落とさずに、「未払金」で処理しましょう。
「固定資産と消耗品の購入」は、見かけにだまされて、つい、失点しかけない論点です。
うまく解けたと思っても、解答後は、再度、問題文を読んで、問題の指示や条件に適っているかどうかを確認です。
こういう問題を落とすのが、不合格の最大の原因です。
きっちり物にして、確実に1点が取れるようになっておきましょう。
『心の軍師』に、『落ち着いて解けば、大丈夫ですぞ。』と、助言してもらってください。
なお、仕訳がうまく切れないという人は、「取引の8要素」が頭に刻まれていないからです。
「独学の簿記3級:商業簿記」を参考してください。当該8要素が頭に入ってないなら、無理して問題を解かなくていいです。
また、独学向け教材については「簿記3級の教材レビュー」を一読ください。
| カテゴリー: 資格こもごも | Tags: 簿記3級, 簿記3級‐仕訳 | 2016年11月12日 11:57 AM |
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仕訳問題で狙われそうなのが、「当座預金の開設」です。
ぶっちゃけ言うと、頻出ではありません。
しかし、簿記3級の性質上、“実務的な可能性”があるので、出題されることはあります。
簿記3級は、個人事業者や中小事業主の経理・会計を対象としています。
試験勉強では、超メジャーな「当座預金」ですが、事業者の全てが、最初から「当座預金」を持っているわけではありません。
「当座預金」の開設には、結構、信用が要るからです。
実務の想定事態として、「商売が軌道に乗った→当座預金の開設」ということも、考えられます。
こんな次第で、実務事項として出る可能性があるので、しっかり押えておくべき論点です。
「当座預金の開設」で、よくある問題文としては…、
「普通預金の口座は開設していたが、このたび、当座預金の口座を開設した。この際に、普通預金から100,000円を預け入れた。同時に、当座借越契約500,000円を結んだ。」
…となっています。
答えの仕訳を先に挙げておきます。
普通預金とは、皆さん個人がお持ちの口座です。
給料の入金や公共料金の支払、養育費の支払の際に振り込む口座です。
対して、「当座預金」とは、決済専門の口座です。
当座預金は、普通預金とは違って、銀行がつぶれても、社会経済上の理由から、全額が保護されます。
ちなみに、普通預金は、現行法では、最大1,000万円までしか保護されません。
この点が、普通預金と当座預金との違いで、ま、「商売専用の口座が当座預金」と憶えておけばいいでしょう。
仕訳そのものは、なんてことはありません。
普通預金から、当座預金へ、振り替えるだけです。
当該論点は、テキストの読み込みが浅い受験生だと、問題文が何を書いているのか理解できないため、失点しがちです。
しっかりと、テキストの記述に目を通しておきましょう。
さて、本仕訳には、もう1つ、注意点があります。
問題文後半の「同時に、当座借越契約500,000円を結んだ。」のところです。
ここは、契約を結んだだけで、なんら簿記上の取引は発生していません。
仕訳は「なし」です。
「当座借越契約」という文言で混乱して、たとえば、「当座預金○○ / 借入金○○」といった、へんちくりんな仕訳を切らないようにしてください。
今一度、「当座借越」が、どういう意味と目的とがあるのかを、テキストで確認しておきましょう。
「当座預金の開設」は、仕訳が簡単ですが、金融についての知識が不足していると、何がナンやら、堅焼せんべいがナンやら、わからなくなってしまいます。
昨今の簿記試験は、「実務重視」路線ですので、こういった実務に関係した問題が狙われます。
猫舌なのに鍋奉行の出題者は、メジャーでないが故に狙ってくることが、大いに考えられます。
こういう「処理」もあるので、しっかりテキストの記述を読み込んでおいてください。
『心の軍師』に、『油断大敵で臨みましょう。』と、助言してもらってください。
なお、仕訳がうまく切れないという人は、「取引の8要素」が頭に刻まれていないからです。
「独学の簿記3級:商業簿記」を参考してください。当該8要素が頭に入ってないなら、無理して問題を解かなくていいです。
また、独学向け教材については「簿記3級の教材レビュー」を一読ください。
| カテゴリー: 資格こもごも | Tags: 簿記3級, 簿記3級‐仕訳 | 2016年11月11日 5:27 PM |
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