第107問‐新潟県 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「適正使用」の「添付文書情報」についての問題です。難しいところはありません。テキストや過去問で、基礎・基本事項を押えて臨んでください。

第107問‐添付文書情報

 

 (クリックして拡大。)

難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「令和3年8月1日から、医療用医薬品への紙の添付文書の同梱は廃止されたが、 一般用医薬品には引き続き紙の添付文書が同梱されている。」ですが、正しい記述です。

 本問は、令和4年度の改正事項です。

 手引きには…、

 「令和3年8月1日から、医療用医薬品への紙の添付文書の同梱を廃止し、注意事項等情報は電子的な方法により提供されることとなった。」

 …とあります。

 んで、後半部分の「一般用医薬品には引き続き紙の添付文書が同梱されている」も、正しいです。

 一般用医薬品には、紙の添付文書があるので、整理して押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

 なお、「令和3年8月1日」ウンヌンですが、年号・年月日は、試験で問われたことがないので、神経質になる必要はありません。

選択肢b

 選択肢bの「医療用医薬品の最新の添付文書は、全て厚生労働省のホームページで公表されて いる。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「最新の添付文書は、全て」と「厚生労働省」のところです。

 正しくは、「公表されている最新の添付文書は、」と「総合機構」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 まあ、本問は、「全て」という大きな語句があるので、この点でも、ダメと判断できるかと思います。

 参考:「すべて」と「のみ」のある選択肢に注意する‐登録販売者

選択肢c

 選択肢cの「一般用医薬品の添付文書に「使用上の注意」として記載される内容は、配合成分等の記載からある程度読み取ることが可能である」ですが、正しい記述です。

 手引きには…、

 「添付文書に「使用上の注意」として記載される内容は、その医薬品に配合されている 成分等に由来することも多く、使用上の注意の内容について、配合成分等の記載からある程度 読み取ることも可能である」

 …とあります。

 難しく考えないで、解答してください。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

適正使用

 101問:適正使用に必要な情報及び提供

 102問:一般用医薬品の添付文書

 103問:使用上の注意

 104問:一般用医薬品の保管及び取扱い

 105問:一般用医薬品の製品表示

 106問:緊急安全性情報

 107問:添付文書情報

 108問:副作用情報等の収集

 109問:医薬品の副作用等報告

 110問:医薬品副作用被害救済制度

 111問:救済制度

 112問:医薬品PLセンター

 113問:一般用医薬品の安全対策

 114問:啓発活動

 115問:してはいけないこと

 116問:してはいけないこと 排尿困難

 117問:次の人は使用(服用)しないこと

 118問:相談すること‐基礎疾患

 119問:してはいけないこと‐制酸薬

 120問:相談すること‐鎮咳去痰薬

令和4年度 新潟県 科目別

 ・インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

みんなとシェアする