第79問‐新潟県 令和4年度（2022年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「医薬品」の「鼻に用いる薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
第79問‐鼻に用いる薬
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「ヒスタミンの遊離を抑える成分（抗アレルギー成分）は、アレルギー性でない鼻 炎や副鼻腔炎に対しても有効である。」ですが、誤った記述です。
選択肢の言う「抗アレルギー成分」には、「クロモグリク酸ナトリウム」などがあります。
当該成分は、「アレルギー性でない鼻炎や副鼻腔炎に対しては無効」です。
昔から問われる論点です。テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢b
選択肢bの「リドカイン塩酸塩は、鼻粘膜の過敏性や痛みや痒みを抑えることを目的として配 合されている場合がある」ですが、正しい記述です。
「リドカイン・リドカイン塩酸塩」は、「局所麻酔成分」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢c
選択肢cの「ベンザルコニウム塩化物は、黄色ブドウ球菌又は溶血性連鎖球菌に対して殺菌消 毒作用を示すほか、結核菌やウイルスにも効果がある」ですが、誤った記述です。
「ベンザルコニウム塩化物」ですが、「結核菌やウイルスには効果がない」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢d
選択肢dの「アドレナリン作動成分が配合された点鼻薬は、過度に使用すると鼻粘膜の血管が 拡張して二次充血を招き、鼻づまり（鼻閉）がひどくなりやすい」ですが、正しい記述です。
「アドレナリン作動成分」を過度に摂取すると、「鼻づまり（鼻閉）」になります。
「使用上の注意」は、頻出論点なので、必ず、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
医薬品
令和4年度 新潟県 科目別
独学向け教材
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