午後56問‐愛知県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「適正使用」の「安全性情報報告制度」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

午後56問‐安全性情報報告制度

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 年号・年月日は、問われたことがないので、神経質になる必要はありません。

選択肢1

 選択肢1の「1967年3月より、約3,000の医療機関をモニター施設に指定して、厚生省(当 時)が直接副作用報告を受ける「医薬品副作用モニター制度」としてスタートした。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 数字は、常に狙われています。「約3,000」も、念のため、チェックしておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢2

 選択肢2の「1978年8月より、約3,000のモニター薬局で把握した副作用事例等について、定 期的に報告が行われるようになった。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢3

 選択肢3の「医療関係者からだけでなく、医薬品を使用する患者からも直接報告を受け付ける制度であ る。」ですが、誤った記述です。

 「医薬品副作用モニター制度」ですが、医療機関が対象なので、患者からの直接報告を受けるものではないです。

 テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢4

 選択肢4の「2002年7月に薬事法が改正され、医師や薬剤師等の医薬関係者による副作用等の報告 が義務化された」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「1」は「正」です。

 「2」は「正」です。

 「3」は「誤」です。

 「4」は「正」です。

 「誤っているもの」は、

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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適正使用

 午後41問:添付文書

 午後42問:添付文書の使用上の注意

 午後43問:用法及び用量・成分及び分量

 午後44問:製品表示

 午後45問:保管及び取扱い上の注意

 午後46問:緊急安全性情報

 午後47問:次の人は使用(服用)しないこと

 午後48問:運転操作をしない

 午後49問:してはいけないこと

 午後50問:グリチルリチン酸

 午後51問:相談すること 緑内障

 午後52問:情報提供

 午後53問:フェニレフリン塩酸塩

 午後54問:副作用等の報告制度

 午後55問:医薬品副作用被害救済制度

 午後56問:安全性情報報告制度

 午後57問:救済給付

 午後58問:製造販売業者の副作用等の報告

 午後59問:医薬品の安全対策

 午後60問:医薬品PLセンター

令和3年度 愛知県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和3年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後 第1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後 第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後 第41~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

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こまごましたもの

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