午後第20問‐山形県 令和5年度(2023年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 令和5年度(2023年度)山形県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「人体」の「呼吸器系に現れる副作用」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

午後第20問‐呼吸器系に現れる副作用

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「間質性肺炎は、肺の中で肺胞と毛細血管を取り囲んで支持している組織(間質)が 炎症を起こしたものである。」ですが、正しい記述です。

 「間質性肺炎」の正しい記述です。

 テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

 なお、ふつうの「肺炎」は、「気管支又は肺胞が細菌に感染して炎症を生じたもの」です。

 ふつうの「肺炎」も、ときどき出るので、チェックしておきましょう。

選択肢b

 選択肢bの「間質性肺炎は、一般的に医薬品の使用開始から1~2時間程度で起きることが多い」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「使用開始から1~2時間程度」のところです。

 正しくは、「使用開始から1~2週間程度」です。

 数字は、常に狙われています。チェックしておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「間質性肺炎は、症状が一過性に現れ、自然と回復することもあるが、悪化すると肺線維症(肺が線維化を起こして硬くなる状態)に移行することがある。」ですが、正しい記述です。

 その通りの記述です。

 「肺線維症」は、間質性肺炎で時々出るキーワードです。チェックしておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「喘息は、合併症の有無にかかわらず、原因となった医薬品の有効成分が体内から消 失しても症状は寛解しない。」ですが、誤った記述です。

 配偶者の考えのように、ぜんぶ違っています。

 正しくは、「合併症を起こさない限り、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失すれば症状は寛 解する」です。

 テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:2

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人体

 午後1問:消化器系1

 午後2問:消化器系2

 午後3問:呼吸器系

 午後4問:循環器系

 午後5問:胆嚢及び肝臓

 午後6問:泌尿器系

 午後7問:目

 午後8問:鼻・耳

 午後9問:外皮系

 午後10問:骨格系及び筋組織

 午後11問:中枢神経系

 午後12問:自律神経系

 午後13問:有効成分の吸収

 午後14問:薬の代謝及び排泄

 午後15問:肝機能障害

 午後16問:剤形

 午後17問:全身的に現れる副作用

 午後18問:精神神経系に現れる副作用

 午後19問:循環器系及び泌尿器系に現れる副作用

 午後20問:呼吸器系に現れる副作用

令和5年度 山形県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後41問~第60問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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