令和4年度(2022年度)山形県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「法規」の「一般用医薬品及び要指導医薬品」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「効能効果の表現に関しては、要指導医薬品では通常、診断疾患名で示されているの に対し、一般用医薬品では、一般の生活者が判断できる症状で示されている。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「要指導医薬品」のところです。
選択肢の言う「通常、診断疾患名で示されている」なのは、「医療用医薬品」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、後半部分の「一般用医薬品では、一般の生活者が判断できる症状で示されている」は、正しいです。
選択肢bの「検体の採取に身体への直接のリスクを伴う検査薬(例えば、血液を検体とするもの)は、原則として、要指導医薬品に指定される。」ですが、誤った記述です。
「身体への直接のリスクを伴う検査薬」ですが、一般用医薬品・要指導医薬品として認められていないです。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「薬剤師が区域管理者であっても、配置販売業者は要指導医薬品の販売を行うことが できない」ですが、正しい記述です。
「要指導医薬品」ですが、薬剤師の対面指導がないと売れないので、配置販売業では扱えません。
手引きには…、
「配置販売業は一般用医薬品(経年変化が起こりにくいことその他の厚生労働大臣の定める基準に適合するものに限る。)以外の医薬品の販売は認められていない」
…とあります。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「卸売販売業者は、店舗販売業者に対し、一般用医薬品及び要指導医薬品以外の医薬 品を販売してはならない。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「卸売販売業者は、店舗販売業者に対し、一般用医薬品及び要指導医薬品以外の医薬品を、配置 販売業者に対し、一般用医薬品以外の医薬品を販売又は授与してはならないこととされている。」
…とあります。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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