本問は、「適正使用」の「添付文書の添加物」についての問題です。添加物の「注記」がメインの問題です。あまり出題実績がないため、多くの受験生がお手上げかと思います。ただ、過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、復習だけはしておきましょう。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「難」です。
選択肢aの「有効成分の名称及び分量の記載と併せて掲げられている。」ですが、正しい記述です。
「⑧ 成分及び分量(一般用検査薬では「キットの内容及び成分・分量」)」からの出題です。
手引きには…、
「有効成分の名称(一般的名称のあるものについては、その一般的名称。有効成分が不明な ものにあっては、その本質及び製造方法の要旨。)及び分量が記載されている。」
「それらの記載と併せて、添加物として配合されている成分も掲げられている」
…とあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「厚生労働省の通知に基づいて、添付文書及び外箱への記載がなされている。」ですが、誤った記述です。
「注記」からの出題です。
間違っているのは、「厚生労働省の通知に基づいて」のところです。
手引きの「注記」には…、
「添加物として配合されている成分については、現在のところ、製薬企業界の自主申し合わせに基づいて、添付文書及び 外箱への記載がなされている」
…とあります。
「製薬企業界の自主申し合わせに基づいて」記載されているわけで、厚生労働省の通知ではないです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「「香料」「pH調整剤」などのように用途名で記載することはできない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「用途名で記載することはできない」のところです。
本問も、「注記」からの出題です。
手引きの「注記」には…、
「「香料」「pH 調整剤」「等張化剤」のように用途名で記載されているものもある。」
…となっています。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「商取引上の機密にあたる添加物については、「その他n成分」(nは記載から除いた添 加物の成分数)として記載している場合もある。」ですが、正しい記述です。
本問も、「注記」からの出題です。
手引きの「注記」には…、
「また、商取 引上の機密にあたる添加物については、「その他n成分」(nは記載から除いた添加物の成分数)として記載している場合も ある。」
…となっています。
面倒ですが、直前期あたりで、見直しておきましょう。また出る可能性を捨てきれないです。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする