第40問‐埼玉県 令和5年度(2023年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「循環器系に現れる副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

第40問‐循環器系に現れる副作用

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「うっ血性心不全とは、心筋の自動性や興奮伝導の異常が原因で心臓の拍動リズムが乱れる病態 である。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「うっ血性心不全」のところです。

 正しくは、「不整脈」です。

 選択肢の説明は、「不整脈」のものですね。

 「うっ血性心不全」ですが、「うっ血性心不全とは、全身が必要とする量の血液を心臓から送り出すことができなくなり、 肺に血液が貯留して、種々の症状を示す疾患」となっています。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「息切れ、疲れやすい、足のむくみ、急な体重の増加、咳 とピンク色の痰 などを認めた場合は、 うっ血性心不全の可能性が疑われる」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 キーワードの「ピンク色の痰」も、チェックしておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「医薬品を適正に使用している場合は、動悸(心悸亢進)や一過性の血圧上昇、顔のほてりを生じることはない。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「動悸(心悸亢進)や一過性の血圧上昇、顔のほてりを生じることはない」のところです。

 手引きには…、

 「医薬品を適正に使用した場合であっても、動悸(心悸亢進)や一過性の血圧上昇、顔のほてり等を生じることがある。」

 …とあります。

 「3)循環器系に現れる副作用」の「その他」からの出題です。

 副作用は、何でも出ます。テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「心不全の既往がある人は、薬剤による心不全を起こしやすい。」ですが、正しい記述です。

 「心不全」の正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 手引きには、そのまんまですが…、

 「心不全の既往がある人は、薬剤による心不全を起こしやすい。」

 …とあります。

 テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:5

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:消化器系

 22問:消化器系2

 23問:呼吸器系

 24問:循環器系

 25問:血液及びリンパ系

 26問:泌尿器系

 27問:目

 28問:鼻及び耳

 29問:外皮系

 30問:骨格系及び筋組織

 31問:脳や神経系の働き

 32問:有効成分の吸収及び代謝

 33問:有効成分の吸収及び代謝

 34問:医薬品の体内での働き

 35問:剤形

 36問:皮膚粘膜眼症候群・中毒性表皮壊死融解症

 37問:肝機能障害

 38問:偽アルドステロン症

 39問:医薬品の副作用

 40問:循環器系に現れる副作用

令和5年度 埼玉県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和5年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

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