本問は、「人体」の「肝機能障害及び偽アルドステロン症」についての問題です。基本問題です。テキストを精読しておきましょう。難しいところはありません。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「黄疸では、皮膚や白眼が黄色くなるほか、尿の色が濃くなることもある」ですが、正しい記述です。
選択肢のいうように、尿の色が濃くなるときもあります。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「医薬品の副作用として現れる肝機能障害は、有効成分に対する抗原抗体反応が原因で起きるアレルギー性のものに限定される」ですが、誤った記述です。
別に、「アレルギー性のもの」に限定されるものではありません。
中毒性のものもあります。
他県でも、なぜかしらよく出るところなので、「肝機能障害・・・中毒性とアレルギー性」と、憶えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「偽アルドステロン症は、副腎皮質からのアルドステロン分泌が増加することにより生じる」ですが、誤った記述です。
ちょいと混乱する設問ですが、落ち着いて解答しましょう。
「偽アルドステロン症」ですが、副腎皮質からのアルドステロン分泌が増加していないのに、ナトリウム・塩分が体内に貯留されて、カリウムが失われる状態を言います。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「偽アルドステロン症の主な症状に、手足の脱力、血圧上昇、筋肉痛、こむら返り、手足のしびれ、むくみ(浮腫)等がある」ですが、正しい記述です。
「偽アルドステロン症」の特徴である、むくみ、こむら返り、脱力、血圧上昇は、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
21問:消化器系・・・「ふつう」。
22問:肝臓・・・「ふつう」。
23問:小腸及び大腸・・・「ふつう」。
24問:呼吸器系・・・「ふつう」。
25問:循環器系・・・「ふつう」。
26問:泌尿器系・・・「ふつう」。
27問:感覚器官(目、鼻及び耳)・・・「ふつう」。
28問:外皮系・・・「ふつう」。
29問:骨格系及び筋組織・・・「ふつう」。
30問:副交感神経系・・・「ふつう」。
31問:有効成分の吸収等・・・「ふつう」。
32問:代謝、排泄・・・「ふつう」。
33問:剤形・・・「ふつう」。
34問:中毒性表皮壊死融解症(TEN)・・・「ふつう」。
35問:肝機能障害及び偽アルドステロン症・・・「ふつう」。
36問:精神神経系副作用・・・「ふつう」。
37問:消化器系副作用・・・「ふつう」。
38問:呼吸器系副作用・・・「ふつう」。
39問:循環器系・泌尿器系副作用・・・「ふつう」。
40問:皮膚副作用・・・「ふつう」。
苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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