35問‐埼玉県 R2年度(2020年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「肝機能障害及び偽アルドステロン症」についての問題です。基本問題です。テキストを精読しておきましょう。難しいところはありません。

35問‐肝機能障害及び偽アルドステロン症

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「黄疸では、皮膚や白眼が黄色くなるほか、尿の色が濃くなることもある」ですが、正しい記述です。

 選択肢のいうように、尿の色が濃くなるときもあります。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「医薬品の副作用として現れる肝機能障害は、有効成分に対する抗原抗体反応が原因で起きるアレルギー性のものに限定される」ですが、誤った記述です。

 別に、「アレルギー性のもの」に限定されるものではありません。

 中毒性のものもあります。

 他県でも、なぜかしらよく出るところなので、「肝機能障害・・・中毒性とアレルギー性」と、憶えておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「偽アルドステロン症は、副腎皮質からのアルドステロン分泌が増加することにより生じる」ですが、誤った記述です。

 ちょいと混乱する設問ですが、落ち着いて解答しましょう。

 「偽アルドステロン症」ですが、副腎皮質からのアルドステロン分泌が増加していないのに、ナトリウム・塩分が体内に貯留されて、カリウムが失われる状態を言います。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「偽アルドステロン症の主な症状に、手足の脱力、血圧上昇、筋肉痛、こむら返り、手足のしびれ、むくみ(浮腫)等がある」ですが、正しい記述です。

 「偽アルドステロン症」の特徴である、むくみ、こむら返り、脱力、血圧上昇は、押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:消化器系・・・「ふつう」。

 22問:肝臓・・・「ふつう」。

 23問:小腸及び大腸・・・「ふつう」。

 24問:呼吸器系・・・「ふつう」。

 25問:循環器系・・・「ふつう」。

 26問:泌尿器系・・・「ふつう」。

 27問:感覚器官(目、鼻及び耳)・・・「ふつう」。

 28問:外皮系・・・「ふつう」。

 29問:骨格系及び筋組織・・・「ふつう」。

 30問:副交感神経系・・・「ふつう」。

 31問:有効成分の吸収等・・・「ふつう」。

 32問:代謝、排泄・・・「ふつう」。

 33問:剤形・・・「ふつう」。

 34問:中毒性表皮壊死融解症(TEN)・・・「ふつう」。

 35問:肝機能障害及び偽アルドステロン症・・・「ふつう」。

 36問:精神神経系副作用・・・「ふつう」。

 37問:消化器系副作用・・・「ふつう」。

 38問:呼吸器系副作用・・・「ふつう」。

 39問:循環器系・泌尿器系副作用・・・「ふつう」。

 40問:皮膚副作用・・・「ふつう」。

R2 埼玉県 科目別

 苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。

 ・R2 埼玉県 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

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