33問‐大分県 R2年度(2020年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「剤形」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

33問‐剤形

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢ア

 選択肢アの「チュアブル錠は、口の中で舐めたり噛み砕いたりして服用する剤形であり、水なしでも服用できる。」ですが、正しい記述です。

 「チュアブル」の「ちゅ」は、チューイングガムの「ちゅ」で、「chew‐噛む」意味です。

 選択肢のいうように、水なしで、噛んで砕いて服用できる剤形です。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢イ

 選択肢イの「一般的に、適用部位を水から遮断したい場合には、クリーム剤ではなく、軟膏剤を用いることが多い。」ですが、正しい記述です。

 ひび・あかぎれの薬の「オロナイン軟膏」を思い浮かべれば、即答できるはずです。

 amazon参考:オロナイン軟膏

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢ウ

 選択肢ウの「経口液剤は、既に有効成分が液中に溶けたり分散したりしているため、服用後比較的速やかに消化管から吸収されるという特徴があり、有効成分の血中濃度が上昇しにくい。」ですが、誤った記述です。

 経口液剤は、有効成分の血中濃度が上昇しやすいです。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢エ

 選択肢エの「顆粒剤は、粒の表面がコーティングされているものもあるので、噛み砕いて服用する。」ですが、誤った記述です。

 顆粒剤は、コーティングされているものもあります。

 よって、前半部分は、正しいのです。

 しかし、後半部分が間違っており、顆粒剤は、噛み砕いて服用せず、水などで食道に流し込みます。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 まあ、「顆粒剤」とは、ふつうの粉薬ですから、これを噛むような人は、そういないはずです。

 常識的に判断してみてください。

答え

 「ア」は「正」です。

 「イ」は「正」です。

 「ウ」は「誤」です。

 「エ」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:口腔・・・「ふつう」。

 22問:消化器系・・・「ふつう」。

 23問:呼吸器系2・・・「ふつう」。

 24問:循環器系・・・「ふつう」。

 25問:腎泌尿器系臓・・・「ふつう」。

 26問:目・・・「ふつう」。

 27問:鼻及び耳・・・「ふつう」。

 28問:外皮系・・・「ふつう」。

 29問:骨格系及び筋組織・・・「ふつう」。

 30問:中枢神経系・・・「ふつう」。

 31問:自律神経系・・・「ふつう」。

 32問:吸収代謝排泄・・・「ふつう」。

 33問:剤形・・・「ふつう」。

 34問:皮膚粘膜眼症候群・・・「ふつう」。

 35問:医薬品の副作用・・・「ふつう」。

 36問:精神神経系副作用・・・「ふつう」。

 37問:消化器系副作用・・・「ふつう」。

 38問:呼吸器系副作用・・・「ふつう」。

 39問:循環器系・泌尿器系副作用・・・「ふつう」。

 40問:感覚器系・皮膚副作用・・・「ふつう」。

R2 大分県 科目別

 苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。

 ・R2 大分県 インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・薬事に関する法規と制度(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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