本問は、「人体」の「肺」についての出題です。すべてよく問われる定番の論点なので、全選択肢が解けるようになっておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「胸部の左右両側に1対あり、肺の筋組織を収縮・弛緩することにより呼吸運動が行われる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「肺の筋組織を収縮・弛緩することにより呼吸運動が行われる」のところです。
手引きには…、
「肺自体には肺を動かす筋組織がないため、自力で膨らんだり縮んだりするのではなく、横隔膜や肋間筋によって拡張・収縮して呼吸運動が行われている」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢2の「肺の内部で気管支が細かく枝分かれし、末端はブドウの房のような構造となっており、その 球状の袋部分を肺胞という。」ですが、正しい記述です。
「肺胞」の正しい記述です。
このあたり、よく出るので、精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「肺胞の壁は非常に厚くできており、周囲を毛細血管が網のように取り囲んでいる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「肺胞の壁は非常に厚くできており」のところです。
正しくは、「肺胞の壁は非常に薄くできていて」です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「肺胞の壁を介して、心臓から送られてくる血液から酸素が肺胞気中に拡散し、代わりに二酸 化炭素が血液中の赤血球に取り込まれるガス交換が行われる」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。中学生物レベルですね。
酸素と二酸化炭素が「逆」です。
正しくは、「心臓から送られてくる血液から“二酸化炭素が肺胞気中に拡散”し、代わ りに“酸素が血液中の赤血球に取り込まれる”ガス交換が行われる」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「1」は「誤」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「誤」です。
「正しいもの」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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