80問‐宮城県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「口腔粘膜吸収」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

80問‐口腔粘膜吸収

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 新傾向の問題です。こういう出題もあるので、押えておきましょう。

 問題文には、「口腔粘膜からの吸収」とあります。

 手引きには…、

 「抗狭心症薬のニトログリセリン(舌下錠、スプレー)や」

 「禁煙補助薬のニコチン(咀嚼剤)のように、有効成分が口腔粘膜から吸収されて全身作用を現すものもある」

 …とあります。

 よって、「a ニコチン」と「c ニトログリセリン」が答えとなります。

 「a ニコチン」は、「医薬品」でも出るので、大丈夫かと思います。

 対して、「c ニトログリセリン」は、人体固有の論点なので、厳しいと思います。

 しかし、他県でも、当該「ニトログリセリン」が出た事があるので、押えておきましょう。

補足

 「b アスピリン」と「d アセトアミノフェン 」は、かぜ薬等の解熱鎮痛成分です。

 これらは、ふつうの飲み薬ですね。

 テキストの該当ページには、「舌下錠、スプレー、咀嚼剤などで服用する」的な記載は、“なかった”はずです。

 テキストに載ってないことから、これらの選択肢が「フェイク」であることがわかります。

 まあ、これらの選択肢は、択一式でド定番なので、大丈夫かと思います。

 参考:アスピリン

 参考:アセトアミノフェン

答え

 正解:2

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人体

 61問:消化器系

 62問:大腸及び肛門

 63問:呼吸器系

 64問:循環器系

 65問:肝臓及び胆嚢

 66問:腎臓及び副腎

 67問:感覚器官

 68問:末梢神経系

 69問:骨格系及び筋組織

 70問:中枢神経系

 71問:副交感神経系

 72問:有効成分の吸収

 73問:医薬品の剤形

 74問:全身的に現れる副作用

 75問:一般用医薬品の副作用

 76問:循環器系副作用

 77問:精神神経系副作用

 78問:薬の代謝、排泄

 79問:薬の体内での働き

 80問:口腔粘膜吸収

令和3年度 宮城県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

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こまごましたもの

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