本問は、「人体」の「肝機能障害」についての問題です。基本問題です。テキストを精読しておきましょう。難しいところはありません。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「医薬品により生じる肝機能障害は、有効成分又はその代謝物の直接的肝毒性が原因で起きる 中毒性のものと、有効成分に対する抗原抗体反応が原因で起きるアレルギー性のものに大別さ れる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「中毒性」と「アレルギー性」は、なぜだか他県でも出ているので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「軽度の肝機能障害の場合、自覚症状がなく、健康診断等の血液検査で初めて判明することが 多い」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
軽度の肝機能障害の場合、自覚症状に乏しいときがあります。
また、「消化性潰瘍」も、自覚症状に乏しいときがあります。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「黄疸とは、ビリルビン(黄色色素)が胆汁中へ排出されず血液中に滞留することにより生じ る、皮膚や白眼が黄色くなる病態である。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「黄疸」ですが、よく出ます。
“ビリルビン(黄色色素)”が他のカタカナ語句に、たとえば、“ヘモグロビン”とかに変えられたりします。
「“血液中”に滞留」が「“胆汁中”に滞留」に変えられたりします。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「肝機能障害が疑われても、原因と考えられる医薬品の使用を急にはやめず様子をみることが 大切である」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「原因と考えられる医薬品の使用を急にはやめず様子をみることが 大切である」のところです。
正しくは、「原因と考えられる医薬品の使用を中止し、医師の診療を受ける ことが重要である」です。
というのも、「漫然と原因と考えられる医薬品を使用し続けると、不可逆的な病変(肝不全) を生じ、死に至ることもある」からです。
併せて、押えておきましょう。
まあ、使用をやめた方がいいですよね。常識的に判断できるかと思います。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
「誤っているもの」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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