本問は、「基本知識」の「医薬品の品質」についての出題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢アの「医薬品に配合されている成分のうち、添加物成分は高温や多湿、光(紫外線)等によっ て品質の劣化を起こさない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「品質の劣化を起こさない」のところです。
手引きには…、
「配合されている成分(有 効成分及び添加物成分)には、高温や多湿、光(紫外線)等によって品質の劣化(変質・変敗)を 起こしやすいものが多く、」
「適切な保管・陳列がなされなければ、医薬品の効き目が低下したり、 人体に好ましくない作用をもたらす物質を生じることがある。」
…とあります。
添加物成分ですが、有効成分同様に、高温多湿で品質劣化します。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢イの「医薬品の外箱に表示されている「使用期限」は、開封・未開封にかかわらず、高温多湿 を避け、直射日光の当たらない場所で保管された場合に品質が保持される期限のことであ る。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「開封・未開封にかかわらず」のところです。
使用期限は、未開封が前提となっています。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢ウの「その全部又は一部が変質・変敗した物質から成っている医薬品は、販売が禁止されてい る。」ですが、正しい記述です。
そらそーでしょといった選択肢です。
全部または一部が傷んでいる薬は、ヤバいですよね。
難しく考えないで、解答してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢エの「医薬品は、適切な保管・陳列がなされたとしても、経時変化による品質の劣化は避けら れない。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「医薬品は、適切な保管・陳列がなされたとしても、経時変化による品質の劣化は避けら れない」
…とあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
「ア」は「誤」です。
「イ」は「誤」です。
「ウ」は「正」です。
「エ」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする