令和6年度(2024年度)岩手県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「腸に作用する薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「一般用医薬品の使用中に原因が明確でない下痢や便秘を生じた場合は、安易に 止瀉薬や瀉下薬によって症状を抑えようとせず、その医薬品の使用を中止して、医師や薬 剤師などの専門家に相談するよう説明すべきである。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「受診勧奨」からもドンドコ出ているので、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「過敏性腸症候群の便通障害のように下痢と便秘が繰り返し現れるものもあり、症状 が長引くような場合には、医師の診療を受けるなどの対応が必要である。」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。
長引く症状を、一般用医薬品で直そうとしてはいけないです。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「下痢に発熱を伴う場合は、安易に 止瀉 薬を用いて症状を一時的に鎮めようとするの でなく、早期に医療機関を受診して原因の特定、治療をすべきである」ですが、正しい記述です。
これまた、そのとおりの記述です。
下痢で熱が出るのは、ふつうに考えてまずいですね。「受診勧奨」のケースです。
手引きには…、
「下痢に発熱を伴う場合は、食中毒菌等による腸内感染症の可能性があり、また、虫垂炎や虚 血性大腸炎のような重大な疾患に起因する場合もある。」
「便に血が混じっている場合は、赤痢 や腸管出血性大腸菌(O157等)、潰瘍性大腸炎、大腸癌 などによる腸管出血の可能性がある。」
「粘液便が続いているような場合には、腸の炎症性疾患の可能性もある。」
「いずれも、安易に止瀉 薬を用いて症状を一時的に鎮めようとするのでなく、早期に医療機関を受診して原因の特定、 治療がなされるべきである。」
…とあります。
よく出るようになったので、精読しておいてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「瀉 下薬が手放せなくなっているような慢性の便秘については、漫然と継続使用する よりも、医師の診療を受けるなどの対応が必要である」ですが、正しい記述です。
選択肢の言う慢性の便秘も、「受診勧奨」のケースです。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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