8問‐岩手県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「副作用」への作用の問題です。テキストを精読し、過去問演習を繰り返していれば、まず、解ける問題です。貴重な1点を確保です。

8問‐副作用

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「医薬品を使用した場合には、期待される有益な反応(主作用)以外の反応が現れる ことがあり、その中で好ましくないものについては一般に副作用という。」ですが、正しい記述です。

 「副作用」の正しい定義です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「添加物は基本的に薬理作用がないので、アレルギーを引き起こす原因物質とはなり 得ない。」ですが、誤った記述です。

 添加物も、アレルゲンとなることがあります。

 手引きには…、

 『アレルゲンとなり得る添加物としては、黄色4号(タートラジン)、カゼイン、亜硫酸塩(亜硫酸ナトリウム、ピロ硫酸カリウム等)等が知られている。』

 …とあります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 なお、他県にて、下線部分のタートラジンなどが問われたことがあります。

 たとえば、「“ピロ硫酸カリウム”は、アレルギーを引き起こす原因物質となる」などです。

 ガチ暗記は無用ですが、これらが「添加物」であることを、認識できるようになっておきましょう。

 んで、「カゼイン」ですが、これは、ド頻出論点なので、「食べ物アレルギー系(鶏卵アレルギー・牛乳アレルギー・ゼラチン)のまとめ」で押えておきましょう。

選択肢c

 選択肢cの「医薬品を使用する人が副作用をその初期段階で認識することにより、重篤化が回避 されることが重要となる。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「副作用は、直ちに明確な自覚症状として現れるので、服用直後に特段の異常が感じ られる場合にのみ医療機関を受診すればよい。」ですが、誤った記述です。

 たとえば、消化性潰瘍や軽度の肝障害は、自覚症状の乏しい場合があります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:1

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基本知識

 1問:医薬品本質

 2問:医薬品のリスク評価

 3問:健康食品

 4問:健康食品2

 5問:医薬品の作用

 6問:不適切使用と有害事象

 7問:一般用医薬品販売

 8問:副作用

 9問:小児等

 10問:高齢者

 11問:妊婦等

 12問:妊婦等2

 13問:医療機関で治療を受けている人

 14問:プラセボ効果

 15問:医薬品品質

 16問:一般用医薬品の範囲

 17問:販売時コミュニケーション

 18問:販売時確認事項

 19問:薬害

 20問:薬害2

令和3年度 岩手県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

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こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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