登録販売者 福島県 過去問+解説 令和6年度(2024年度)午前第10問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 令和6年度(2024年度)福島県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「基本知識」の「小児等の医薬品使用」を問う問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

福島県 午前第10問‐小児等の医薬品使用

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「「医療用医薬品の添付文書等の記載要領の留意事項」において、小児という場合に は、おおよその目安として、7歳以上、15歳未満という年齢区分が用いられている。」ですが、正しい記述です。

 「小児」の正しい数字です。

 ガチ定番の数字なので、押えておきましょう。

 「高齢者と乳児・幼児・小児の年齢の憶え方 」も、参考にしてください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「小児は、大人と比べて身体の大きさに対して腸が短く、服用した医薬品の吸収率が 相対的に低い」ですが、誤った記述です。

 超絶定番論点です。

 間違っているのは、「大人と比べて身体の大きさに対して腸が短く、服用した医薬品の吸収率が 相対的に低い」のところです。

 正しくは、「小児は大人と比べて身体の大きさに対して腸が“長く”、服用した医薬品 の吸収率が相対的に“高い”」です。

 「小児・・・長く高い」は、ガチ暗記してください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「家庭内において、医薬品は、小児が取り出しやすいように、容易に手に取れる場所 や小児の目につく場所に置くことが重要である」ですが、誤った記述です。

 誤飲の可能性があるので、ダメですね。

 何でも口にする配偶者を思い浮かべてください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「5歳未満の幼児に使用される錠剤やカプセル剤などの医薬品は、服用時に喉につか えやすいので注意するよう添付文書に記載されている」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 数字は、常に狙われています。

 他県でも、出るようになっているので、「5歳未満・・・錠剤カプセル剤、喉につかえやすい」と、意識して押えておきましょう。

 「“15歳未満の幼児”」とか「“7歳未満”の幼児」になっていても、大丈夫なようになっておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:4

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基本知識

 1問:医薬品の本質

 2問:医薬品の本質2

 3問:医薬品のリスク評価

 4問:健康食品

 5問:セルフメディケーション

 6問:アレルギー(過敏反応)

 7問:医薬品の不適正な使用と副作用

 8問:医薬品の不適切使用

 9問:医薬品と食品の相互作用

 10問:小児等の医薬品使用

 11問:プラセボ効果

 12問:一般用医薬品の定義

 13問:医薬品の品質

 14問:購入時確認事項

 15問:CJD及びCJD訴訟

 16問:スモン及びスモン訴訟

 17問:HIV訴訟

 18問:C型肝炎訴訟

 19問:適切な医薬品選択及び受診勧奨

 20問:販売時コミュニケーション

令和6年度 福島県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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