本問は、「人体」の「一般用医薬品の副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「副作用は、人体服用時のアルコールの飲用が原因で起きる場合がある。」ですが、正しい記述です。
たとえば、アセトアミノフェンによる肝機能障害や、アスピリン等の胃腸障害があります。
まあ、食品でも、副作用が生じるのですから、アルコールでも、当然、生じると言えます。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「薬疹とは、人体によって引き起こされるアレルギー反応の一種で、発疹・発赤等 の皮膚症状を呈する場合をいう。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「中毒性表皮壊死融解症は非常に発生頻度が高く、重篤な疾患であるため注意が必要 である。」ですが、誤った記述です。
「中毒性表皮壊死融解症」の発症は、ごくまれです。
手引きには…、
「発生頻度は、人口100万人当たり年間0.4~1.2人」
…とあり、かなりの低確率です。
数字は、常に狙われています。「副作用の数字1」を一読をば。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「厚生労働省が公表している「重篤副作用疾患別対応マニュアル」には、一般用医薬 品によって発生する副作用については記載されていない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「一般用医薬品によって発生する副作用については記載されていない」のところです。
正しくは、「一般用医薬品によって発生する副作用も含まれている」です。
手引きには、続きがあって、「医薬品の販売等に従事する専門家は、購入者等への積極的な情報提供や相談対応に、本マニュアルを積極的に活用することが望ましい。」となっています。
常識的に考えて、一般用医薬品の副作用の対応法も、載せて然るべきで、記載しない理由を考える方が難しいですね。
最近では、見慣れない論点も出題されているので、テキストでチェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しいものの組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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