本問は、「医薬品」の「皮膚に用いる薬」についての問題です。難しいところはありません。基礎・基本事項の出題です。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「スプレー剤は強い刺激を生じるおそれがあるため、目の周囲へ使用する場合は、 患部から十分離して噴霧することが望ましい。」ですが、誤った記述です。
一見するとよさそうですが、よく読むとダメですね。
間違っているのは、「目の周囲へ使用する場合は、 患部から十分離して噴霧することが望ましい」のところです。
手引きには、「目の周囲や粘膜(口唇等)への使用は避けることと されている」となっています。
「使用上の注意」は、頻出論点なので、必ず、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「塗り薬は薬剤を容器から直接指に取り、患部に塗布したあと、また指に取ること を繰り返し、患部に塗布することが望ましい。」ですが、誤った記述です。
ぜんぶ間違っています。
選択肢の記述は、やってはいけないことです。
手引きには…、
「薬剤を容器から直接指に取り、患部に塗布したあと、また指に取ることを繰り返すと、容 器内に雑菌が混入するおそれがある。」
「いったん手の甲などに必要量を取ってから患部に塗布 することが望ましい。」
…とあります。
こういう記述も出るようになってます。チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「外皮用薬を使用する際には、適用する皮膚表面に汚れや皮脂が多く付着している と有効成分の浸透性が低下するため、患部を清浄にしてから使用することが重要で ある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
選択肢の記述のほか、「水洗に限らず、清浄 綿を用いて患部を清拭する等の方法でもよい。」や「表皮の角質層が柔らかくなることで有効成 分が浸透しやすくなることから、入浴後に用いるのが効果的とされる。」ともあります。
併せて、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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