令和6年度の群馬県の登録販売者試験の「適正使用」のもくじ。「医薬品の適正使用と安全対策」は「20問」出題で、群馬県の問100~問120までを占める。個々の問題への総リンクを挙げる。総評的なことも。
令和6年度(2024年度)の群馬県の「適正使用」ですが、例年通りの出題で、「ふつう」といっていいでしょう。
突拍子のない新問題は、出なかったです。
「ふつう」に勉強した人なら、「ふつう」に7~8割は、取れたはずです。
まず、受験生泣かせの「医薬品的な問題」、つまり、「主な使用上の注意の記載とその対象成分・薬効群等」ですが、かなりマイルドになっています。
過去問に出た論点がそこそこあり、他県の過去問を含めて、過去問演習を徹底した人なら、失点をかなり抑えられたはずです。
そして、3択のうえに、基本問題が多く、点数が取り易かったです。
昨年度試験では猛威を振るった「添付文書」も、当該年度では、ふつうの問題と化しており、手を焼かなかったはずです。
穏当に、「16~18点」くらいは、取れると思います。
ただ、しかし、注意すべき傾向もあります。
「安全対策」のところですが、頻出論点から少しずれた出題があります。「第119問」です。
当該論点は、「塩酸フェニルプロパノールアミン(PPA)」がド定番だったのですが、当該年度では、出ていません。
応じて、これまでマイナー扱いだった「アンプル入りかぜ薬」と「一般用かぜ薬」が正面から問われています。
“頻出論点から少しずれた出題”が今後も増えそうなので、テキストは、遺漏なく精読しておくべきです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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