本問は、「人体」の「呼吸器系に現れる副作用」についての問題です。基本的なことの出題なので、難しいことはありません。確実に1点としましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「間質性肺炎は、医薬品の使用開始から短時間(1時間以内)で起きることが多い。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「間質性肺炎」のところです。
正しくは、「喘息」です。
数字の「短時間(1時間以内)」で判断してください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、「間質性肺炎」は、医薬品の使用開始から1~2週間程度です。
選択肢bの「間質性肺炎を発症すると、肺胞と毛細血管の間のガス交換効率が低下して血液に 酸素を十分取り込むことができず、体内は低酸素状態になる。」ですが、正しい記述です。
「間質性肺炎」の正しい記述です。テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「これまでに医薬品で喘息発作を起こしたことがある人は重症化しやすいので、同 種の医薬品の使用を避ける必要がある」ですが、正しい記述です。
手引きには…、
「通年性(非アレルギー性)の鼻炎や慢性副鼻腔炎(蓄膿症)、鼻茸(鼻ポリープ)、嗅覚異常等、鼻の疾患を合併している人や、成人になってから喘 息を発症した人、季節に関係なく喘息発作が起こる人等で発症しやすい。」
「特に、これまでに医薬品(内服薬に限らない)で喘 息 発作を起こしたことがある人は重症化しやすいので、同種の医薬品の使用を避ける必要があ る。」
…とあります。
重要な禁忌なので、ガチで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「喘息の原因となる医薬品には、アスピリンなどの非ステロイド性抗炎症成分を含 む解熱鎮痛薬がある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「原因となる医薬品(アスピリンなどの非ステロイド性抗炎症成分を含む解熱鎮痛薬など) の使用後、短時間(1時間以内)のうちに鼻水・鼻づまりが現れ、続いて咳、喘鳴(息をする とき喉がゼーゼー又はヒューヒュー鳴る)及び呼吸困難を生じる。」
…とあります。
太文字部分は、多々の出題実勢があります。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
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