令和6年度(2024年度)秋田県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「人体」の「薬の消化管吸収」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「内服薬のほとんどは、その有効成分が消化管から吸収されて循環血液中に移行し、 全身作用を現す」ですが、正しい記述です。
「消化管吸収」の正しい記述です。
手引きには…、
「内服薬のほとんどは、その有効成分が消化管から吸収されて循環血液中に移行し、全身 作用を現す」
…とあります。
本問のような、なんでもない記述が出るようになっています。テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「坐剤は肛門から医薬品を挿入することにより、直腸内で溶解させ、薄い直腸内壁の粘膜から有効成分を吸収させるものである」ですが、正しい記述です。
「坐剤」のそのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「内服薬の 有効成分は主に小腸で吸収されるが、消化管の吸収は、濃度の低い方から 高い方へ能動的に拡散していく現象である」ですが、誤った記述です。
ド定番論点です。
間違っているのは、「濃度の低い方から 高い方へ能動的に拡散していく現象である」のところです。
正しくは、「濃度の“高い方から低 い方”へ“受動的”に拡散していく現象である」です。
昔からここが問われるので、ガチで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「内服薬の有効成分によっては消化管の粘膜に障害を起こすことがあるため、食事の 時間と服用時期との関係が各医薬品の用法に定められている」ですが、正しい記述です。
食前とか食後とかですね。
難しく考えないで、解答してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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