51問‐秋田県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「医薬品」の「抗真菌作用」についての問題です。基礎・基本ばかりなので、難しくはありません。よく出る論点なので、押えておきましょう。

51問‐抗真菌作用

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「ウンデシレン酸亜鉛は、患部をアルカリ性にすることで、皮膚糸状菌の発育を抑え る。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「患部をアルカリ性にする」のところです。

 正しくは、「患部を酸性にする」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 「ウンデシレン酸亜鉛」といったマイナー成分も出るようになっています。テキストを精読しておきましょう。

選択肢b

 選択肢bの「オキシコナゾール硝酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、 細胞膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える」ですが、正しい記述です。

 「抗真菌成分」の「オキシコナゾール硝酸塩」の正しい記述です。テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「ピロールニトリンは、抗真菌作用が強いため、単独で用いられる」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「抗真菌作用が強いため、単独で用いられる」のところです。

 正しくは、「単独での抗真菌作用は弱いため、他の抗真菌成分と組み合わせて配合される」です。

 「ピロールニトリン」も、チェックすべき成分となりました。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「テルビナフィン塩酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げること により、その増殖を抑える。」ですが、正しい記述です。

 「テルビナフィン塩酸塩」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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医薬品

 21問:かぜ(感冒)

 22問:かぜ薬成分

 23問:解熱鎮痛成分

 24問:眠気薬

 25問:カフェイン

 26問:乗物酔い防止薬

 27問:糖尿病と鎮咳去痰薬

 28問:鎮咳去痰薬

 29問:口腔咽喉薬・含嗽薬

 30問:口腔咽喉薬・含嗽薬2

 31問:ヨウ素系殺菌消毒成分

 32問:胃腸薬

 33問:腸の薬

 34問:漢方処方製剤(胃腸)

 35問:浣腸薬

 36問:強心薬

 37問:コレステロール

 38問:コレステロール改善薬

 39問:貧血及び貧血用薬

 40問:循環器用薬

 41問:痔の薬

 42問:漢方処方製剤(内用痔疾用薬)

 43問:婦人薬

 44問:漢方処方製剤(婦人薬)

 45問:アレルギー及びアレルギー用薬

 46問:内服アレルギー用薬

 47問:鼻炎用点鼻薬

 48問:点眼薬

 49問:目に用いる医薬品等

 50問:外皮用薬

 51問:抗真菌作用

 52問:毛髪用薬

 53問:歯痛薬及び歯槽膿漏薬

 54問:ニコチン及び禁煙補助剤

 55問:滋養強壮保健薬

 56問:非ステロイド性抗炎症成分

 57問:生薬成分

 58問:消毒薬

 59問:殺虫成分

 60問:妊娠検査薬

令和3年度 秋田県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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