独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

【追記あり】ダニスプレー「ダニブロッカー」+「ダニフマキラー」の使用感と注意事項

イエダニ対策に必須なのが、ダニスプレーです。

いろいろ市販されていますが、当方は、「ダニブロッカー」を使用しています。

(追記:先の商品は取り扱いが減っているので、当方は、最近は「ダニフマキラー」を使用してます。成分は、ほぼ同じです。)

一口で言うと、当方のイエダニ対策で必須となっていて、毎年使用しています。

イエダニは、“布”部分に生息します。当方は、イエダニの発生した部屋の、畳やカーペット、カーテンなど、布製のものには、満遍なく噴き付けています。

なお、当方、椅子の肘掛にイエダニが発生して、仰天した次第です。

肘掛には、布の覆いがあったので、こんなところにまで、ダニが湧いたといった次第です。

ところで、「ダニブロッカー」は、除虫菊成分のピレスロイド系なので、殺虫剤としては、やさしいほうといえます。ただし、後述するように、副作用もあるので注意が必要です。

エタノールが配合されているので、少しアルコール臭がします。とはいえ、アルコール臭が苦手でも、5分ほど放置すれば、アルコール臭は消えます。

なお、エタノールは危険物(第4類危険物)なので、火気厳禁です。本当に燃えます。

【追記】注意点1

ダニスプレーですが、アルコール臭や香料臭が「鼻」に付く人もいると思います。

よって、使用する際は、まずは、座布団だけにするとか、1~2畳だけにするなど、“少量散布”から、始めてみてください。

一気に撒くと、部屋中にスプレーの臭いが充満して、“実質的な害はないですが”、不快な時間を過ごすことになります。

試し撒きをしてから、本格的に、部屋じゅうに散布してください。

注意点2

当該ダニスプレーは、布団など、直接、肌に触れるところに散布することになります。

気になる人は、座布団などで試してから、布団など接触時間の長いものに吹き付けるのが賢明です。それか、配偶者の布団で試すのも一手です。

また、箱の「注意書き」をよく読む必要があります。

「人体に噴射しない」とか「吸引しない」は当たり前なのですが、注意すべきは、「繰り返しして使用する場合」です。

箱の説明書きには、「繰り返して使用する場合、1週間以上の間隔をあける」と記載されているのですが、当方これを無視して、3日おきに寝袋(布団の代わり)に噴射したところ、脇腹と腰にカイカイが出ました。

当方、肌が弱い方ではないのですが、それでも、連続して噴射すると、こういう副作用が生じたので、注意書きにあるように、1週間以上の間隔をあけてスプレーするのが賢明かと思います。

当該カイカイの発生後は、説明書きにあるように、きちんと1週間以上の期間を空けて散布していますが、こうすると、カイカイとかの重篤な副作用は生じていません。

イエダニの不快さを思えば、たくさん撒きたい気持ちも実によくわかりますが、用法を守って撒くのが一番よいかと思います。

慎重に徹しすぎ、ダニスプレーを撒くのが少なすぎて、被害が止まらないのなら、再散布もアリですが、普通に撒けば、イエダニの被害はかなり減るはずです。

たくさん撒けば咬まれない、というわけではないので、繰り返しますが、用法・容量を踏まえて利用してください。

なお、言うまでもありませんが、「肌に合わない」ことは、十分に考えられます。

用法・用量を守っても、カイカイなどの副作用が生じた場合は、直ちに使用を止め、お医者さんにかかってください。(空き箱を保管しておき、通院の際に持って行きましょう。)

使用感

ダニスプレーも、一種の殺虫剤です。

当方、寝袋(布団の代わり)に、当該ダニスプレーを撒いたのですが、最初は、凄くイヤでした。

殺虫剤の上で寝るのは、気持ちのいいものではありません。

しかし、ダニスプレーを撒くと、咬まれる量が一気に減りました。

イエダニが猛威を振るっているとき、朝の定番は、どこを咬まれたかを確認することでした。

それが、ダニスプレーを撒くと、ホント、数えなくて済むようになります。

こうなると、最初の「イヤな感じ」は吹き飛んで、意識は180度転換です。

ダニスプレーを撒いたところは安眠できる安全地帯」とまで思うようになり、日々、気持ちがかなり楽になりました。

イエダニが猛威を振るっていたときは、毎晩、(また、ダニに刺されるのか)と憂鬱になりながら寝入っていたものです。

しかし、ダニスプレーで、かなり咬まれなくなったため、「寝るのが怖くなくなった」次第です。

精神的うっとおしさは、「イエダニ>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>スプレー」です。

個人的の感触としては、ダニの不快感のほうが、ダニスプレーの化学的な忌避感以上に、大きいです。

不満点

ダニスプレーの「ダニブロッカー」ですが、イエダニに即効性があるので、毎年使っています。

とはいえ、不満点はあります。

それは「量が少ない」ということで、すぐになくなります。

個人的な実感としては、6畳で2~3本は必要です。

イエダニの居そうなところに撒きだすと、途端に、足りなくなります。

購入の際は、本体と詰め替え×2くらいを買っておきましょう。

【追記-2020/6/1】

「ダニブロッカー」ですが、最近はドラッグストアなどでは、取り扱われないようになっています。

当方は、代替品として、同じ製造販売会社の「ダニフマキラー」を、使うようになっています。

当該スプレーですが、香料入りのため、一時に撒くと、フローラル臭が部屋に充満します。

よって、撒く時は、部分部分に散布しましょう。

また、必ず換気してください。

まとめ

安眠は金で買えます。

イエダニに悩まされている方は、まず、ダニスプレーから、です。

ダニスプレーは、800円前後ですが、イエダニに咬まれた痒みと精神的な負担を考えれば、全く安い買い物と思えるはずです。当方、全く躊躇なく買ってます。

なお、先の「ダニブロッカー」ですが、当該殺虫剤は「ピレスロイド系」の「フェノトリン」が配合されています。ですから、当該成分の入ったものなら、他の市販品でも大丈夫かと思います。

お店の薬剤師か登録販売者に相談してみてください。

ま、選ぶのが面倒なら、「ダニブロッカー」でいいでしょう。

参考:ダニブロッカー本体:ダニブロッカー

参考:ダニブロッカー詰め替え用:ダニブロッカー詰め替え用

ダニ(イエダニ)対策1‐ダニスプレー編

当方のイエダニのケースは…、

野鳥の「ムクドリ」が「戸袋」に「営巣」し、雛が生まれた。当該雛が巣立った後、巣に寄生していた「イエダニ」が移動し、当方の生活圏に侵入してきた。

…といった塩梅です。

当該営巣がどのようなものかは、「グーグル画像検索‐ムクドリ 戸袋」を参考ください。当方も、こんまんまの状態になりました。

このように、ムクドリが営巣したため、当方の家屋にイエダニが湧いたわけですが、当方は、「ダニスプレー」と「避難」と「閉鎖」の、3つの対策で、イエダニの被害を抑えています。

イエダニの湧く原因は他にあるでしょうが、同じ『イエダニ』なので、参考になるかと思います。

本ページでは、イエダニ被害に一番よく効く「ダニスプレー」による対策を見ていきます。

他のイエダニ対策の、「イエダニ対策2‐避難編」と「イエダニ対策3‐閉鎖編」も、併せて参考ください。

準備すべきもの

ダニスプレーを1部屋(6~8畳)につき、3本。(被害が甚大な人や、不安な人は5本ほど。たくさん買っても来年も使えるのでOK。)

ビニル製の服。たとえば、頭巾付きのパーカーやウインドブレーカなど。(100均のぺらぺら合羽でもOK)

ダニ部屋用の専用スリッパ。(100均でOK)

マスク。

ダニスプレー参考:ダニブロッカー本体

ダニスプレー参考:ダニブロッカー詰め替え用

用途

まず、イエダニが“ある部屋”に蔓延した場合、その部屋から他の部屋にイエダニを移さないことが大事です。

そう、2次感染・3次感染を防ぐ、といった次第です。

先に述べた、ビニール製の上着と専用のスリッパは、イエダニ部屋に入る際に、着用します。

イエダニは、ビニールには侵入できないので、上や横からのダニの接触を防ぐことができます。

スリッパは、『イエダニ部屋の専用』のものにします。

スリッパを使いまわすと、イエダニが拡散する恐れがあるからです。

マスクは、アレルギー防止用です。ダニの死骸はアレルゲンなので、“アレルギー体質でない人”も、吸い込まないほうが賢明です。

とりあえず、上記4つをそろえましょう。「ダニスプレー」以外は、100均で揃えられます。

前もっての作業

イエダニ部屋(イエダニが発生した部屋)に入る前に、ビニル製の上着の“外側”と、ダニ部屋専用のスリッパに、ダニスプレーを噴射します。

ビニル製の上着には、表面にまんべんなく散布してください。頭巾のところも忘れずに。

先に言ったように、イエダニは、ビニルには侵入できないので、内側には噴射しなくていいです。薬剤を吹き付けるのは、外側のみ、です。

ダニ部屋専用のスリッパには、足を入れるところ、甲のところ、そして、スリッパの裏も忘れずに、満遍なくダニスプレーを噴射します。

イエダニが最もいるのは、畳かカーペットであり、従って、接触回数の最も多いところが「足」です。

このため、スリッパには、念入りにスプレーしておきます。

こうしておけば、イエダニが身体に付着しても、スプレーの殺虫成分でイエダニを倒すことができ、他の部屋への2次感染・3次感染を予防できます。

なお、ダニスプレーは、効果が1ヶ月ほど持続するので、毎日噴射する必要はありません。多くて週1~2回で十分効果があります。

装備して入る

ダニスプレーを吹き付けたビニル製の服とスリッパを装備し、頭巾を被って、マスクをつけたら、ダニ部屋に入ります。

ダニの湧いている部屋に入るのは、実にイヤですが、上記装備なら咬まれることはありません。

作業は1時間もかからないので、気合を入れて、部屋に入ります。(作業後のご褒美を、たとえば、フルーツタルトとかビールとかをあらかじめ用意しておくと、作業に身が入ります。)

部屋内作業

とりあえず、換気です。

澱んだ空気を入れ替えるのと、火災予防のためです。

ダニスプレーには、おおむね危険物のエタノール(または高圧ガスのエアゾール)が入っています。

換気しないと、火事の危険があるので、必ず窓を開けます

窓を開け空気を入れ換えたら、まずは、掃除機を掛けます。

まず、表面のイエダニを除去します。掃除機内部は乾燥しているので、吸い込んだイエダニは死滅します。

掃除機を掛け終えたら、床の畳やカーペット、じゅうたんに、ダニスプレーを散布します。

箱の説明書きを見ながら、しゅっしゅと吹き付けてください。

次に、部屋にある布製のものに、ダニスプレーを吹き付けます。たとえば、カーテンとかです。

布のところには、イエダニがいる可能性があります。目に付く布製のものすべてに、ダニスプレーを吹き付けましょう。

ちなみに、当方、椅子の肘掛(布の覆いがある)にイエダニがいて、咬まれたことがあります。

「布=イエダニ」くらいに踏まえて、ざくざくかけていきましょう。

開口部は念入りに

開口部とは、「窓」や「戸・ドア・ふすま」等の、開いたところです。

『開口部』の周辺は、しっかり撒きます。

イエダニはそこそこ動くので、開口部から他の部屋に進入することが予想されます。

人が行き来できるところは、当然、イエダニも行き来できるので、戸・ドアを開けた直前のところとか、ふすまの前のところとか、窓の周り・隙間など、イエダニが移動できそうな開口部にも、ざっくりスプレーしておきましょう。

とりわけ、“あなたが入った出入口”のあたりは、しっかり撒いておきましょう。侵入の可能性が一番高いです。

押入れやクローゼット

さて、部屋に、押入れやクローゼットがある場合ですが、ここの散布は、場合によりけり、です。

イエダニは、エサを求めて移動します。イエダニのエサは、人の血液です。ですから、人がいないところには移動しないはずです。

当方のケースでは、イエダニが猛威を振るった部屋でも、押入れやクローゼットの中に、イエダニを見ませんでした。また、イエダニのシーズンが過ぎた後、押入れに入れていた物を身に付けても、ダニの被害はありませんでした。

ケースバイケースですが、エサのない押入れやクローゼットに、「イエダニ」が湧くケースはそうないかと思います。

問題は、押入れやクローゼットに、イエダニを侵入させないことです。

んなもんで、当方は、押入れやクローゼットの前の畳や、ふすま等の隙間に、ダニスプレーを念入りに吹き付けました。で、押入れ等のなかに、心持ち大目のパラゾールを設置して防虫していました。

実効性があったかどうかは微妙ですが、打てる手はすべて打っておくのが賢明かと思います。

なお、万が一、「イエダニ」が押入れやクローゼットに湧いていたら、ダニスプレーの対処はコストがかかるので、バルサン等で燻蒸処理するとよいでしょう。

最大散布回数

ダニスプレーは、毎日撒かなくていいです。

一度撒けばそこそこ効くので、毎日撒くのは手間です。

ダニスプレーを散布は、多くても1週間に1回を目処に、撒くといいでしょう。

たくさん撒いても効果は重複しないので、撒きすぎると、薬剤がもったいないです。

散布期間と散布回数

イエダニは、気温が「25~30度」で、湿度が「90%以上」だと、活動的になるとの事です。

つまり、梅雨の間は、猛威を振るう、という塩梅です。

大阪府在の当方のイエダニ事情も、梅雨の6~7月が一番ひどく、梅雨明け後の8月になると、毎日気温が30度を超えるためか、被害が激減します。秋・冬だと一切出ていません。

こんな次第で、ダニ被害が減り始めたら、神経質に、ダニスプレーを撒かなくていいでしょう。

当方の撒き方は…、

「梅雨入り前の6月前半」は「2週間に1回」で…、

「梅雨本番の、6月後半~7月前半」は「1週間に1回」で…、

「梅雨明け後の、7月後半」は「2週間に1回」で…、

「夏真っ盛りの8月」は撒かず…、

「涼しくなり始めた、9月」はトドメ+来年用に「月1回」撒き…、

…それ以降は撒かないといった次第です。

先述したように、当方は「大阪府」在です。気象庁で大阪の気温と、皆さんが住んでいるところの気温を目処に、撒く期間を調整してみてください。

まとめ

イエダニが発生したときに、最も効く「ダニスプレー」についてみてきました。

とにかく、イエダニの沸いた部屋にダニスプレーを撒くだけで、被害は格段に減ります。咬まれるのが半分以下になります。

イエダニかな?と思ったら、まず、ダニスプレーを速攻で買ってきて撒いてみてください。

参考:イエダニの判定

なお、当方のダニスプレーは、「ダニブロッカー」で、詰め替え用に「ダニブロッカー詰め替え用」を使用しています。

上記ダニスプレーの使用上の注意については、「ダニスプレー「ダニブロッカー」の使用感と注意事項」を参考ください。

他のイエダニ対策の、「イエダニ対策2‐避難編」と「イエダニ対策3‐閉鎖編」も、併せて参考ください。

ダニ(イエダニ)対策2‐避難編

本ページでは、「避難」対策について、見ていきます。

イエダニの湧いたイエダニ部屋からの『避難』では、衣類と布団の取り扱いに注意してください。

ところで、他のイエダニ対策は、「イエダニ対策1‐ダニスプレー編」や「イエダニ対策3‐閉鎖編」も、併せて参考ください。

避難する

イエダニが、普段使わない部屋で湧くのなら、被害は少ないのです。

しかし、イエダニが子供の部屋や寝室など、「人」が生活している部屋で湧くと、かなり面倒なことになります。

結論から言うと、イエダニが沸いた部屋(イエダニ部屋)からは、避難します

ダニスプレーを散布しても、駆除しきれないイエダニが、どうしても、いるからです。

イエダニは吸血すると卵を産み、その卵が成虫して、また、人を咬み卵を産む、という「ループ状態」になります。

「えさ」である「人」がいる以上、イエダニの増殖は続く、という塩梅なので、いっそのこと「えさ元」である「人」を隔離したほうが、イエダニを速やかに根絶できるという寸法です。

また、精神的にも、イエダニのいる部屋で過ごすのは、嫌なもの。

んなもんで、日常生活上、必要なものだけをイエダニ部屋から持ち出して、梅雨のダニシーズンの間だけ、別の部屋で過ごす、という寸法です。

さて、避難の際の持ち出し品で注意しないといけないのは、「衣類」と「布団」です。

本とかPCとかの硬質なもの・プラスチック製のもの・紙製のものに、イエダニはいませんが、布系のものには、イエダニが潜んでいる可能性があるからです。

布系のものをいたずらに持ち出すと、避難先の部屋で、2次感染・3次感染が生じてしまう、といった次第で、「避難」には、それなりの対策を執っておく必要がある、といった寸法です。

衣類注意

衣類にイエダニがいることが多々あります。

当方、ジーンズに沸いていたことがあります。おそらく、太ももを刺したイエダニが移ったのだと思っています。

後述しますが、持ち出した衣類は、「熱処理」して、イエダニを駆除します。

ですから、あまりに多くの衣類を持ち出すと、かなり手間を食います。

避難するのは、梅雨の間の1~2ヶ月です。

ですから、その間だけ、過ごせるだけの、最低限の衣類を持ち出すようにします。

衣類入れはビニル袋

衣類を持ち出す際は、ゴミ袋などのビニール袋に入れて持ち出します。

というのも、持ち出したその衣類に、既にイエダニがいるかもしれないからです。衣類のまま持ち出すと、2次感染がかなりの確率で生じます。

イエダニは、繊維は通り抜けられますが、ビニルは通れません。

んなもんで、“イエダニがいるおそれのある”衣類は、とりあえず、ゴミ袋系のビニルに入れて、移動させる、という次第です。

イエダニの拡散は、少しでも抑えるよう行動するのが賢明かと思います。

衣類等は熱処理する

持ち出してきた衣類は、「熱処理」した後で、着用・使用します。

家に乾燥機のある人はそれで「加熱」し、コインランドリーが近くにある人は、手間ですが、衣類の入ったゴミ袋を片手に行って「加熱」してきます。

家に乾燥機がない、近くにコインランドリーがないという人は、一度洗濯して脱水したものを干す前にレンジで加熱したり鍋で煮たりします。

また、持ち出してきた衣類を、黒いゴミ袋に入れ換えて、天日干しするか、日向の車に入れておくのも有効です。

「黒ゴミ袋天日干し」は、天気のいい日しかできませんが、6月でも晴日なら、黒ゴミ袋内はかなりの高温となり、その熱で、ダニが死滅するとのことです。

当方、座布団で「黒ゴミ袋天日干し」を試してみましたが、座布団でのイエダニ被害はなかったです。

確実なのは、先の乾燥機かレンジ加熱ですが、加熱する手段がない場合は、「黒ゴミ袋天日干し」を試してみてください。

とにかく、身に付けるものは、1度、「熱処理」して、イエダニを駆除してからにします。

せっかく避難してきたのに、衣類にいたイエダニが避難先で増殖したら、馬鹿馬鹿しいです。

手間だとは思いますが、2次感染・3次感染の経験者としては、“このくらいの手間”は「あり」です。

ビニル袋で保管

衣類は、ビニル袋(ゴミ袋)にまとめて保管します。

清潔な衣類に、イエダニが入るのを防ぐためです。

ダニシーズン中は、いつイエダニが湧くかわかりません。

当方、先述したように、ジーンズに湧いたほか、椅子の肘置き(布張り)にイエダニが湧いて咬まれました。

こんな次第で、どこにイエダニがいるかわからないので、衣類はゴミ袋で保管するのが一番かと思います。見た目はみっともないですが、背に腹は換えられません!

衣類の熱処理

熱処理は、1度だけでなく、シーズン中は、何回もしたほうが賢明です。

というのも、イエダニは、気温が「25~30度」で、湿度が「90%以上」だと、活動が活発になるとのこと。

言い換えれば、気温が「25~30度」で、湿度が「90%以上」であれば、イエダニが湧く可能性がある、という寸法です。当方、この数字については、身を以って正確だと考えます。

また、いったんイエダニが出なくなっても、それは単に、成虫がいなくなっただけで、しばらくすると、卵のイエダニが孵って、再度、イエダニの被害が発生することがあります。

んなもんで、イエダニの被害が続いている間は、衣類の「熱処理」を何回かする、といった次第です。

特に、イエダニに咬まれたときの下着類は、“あやしい”と踏んでおきましょう。

イエダニが人を咬むのは、主に夜間です。ですから、朝、子供なり配偶者なりがイエダニに咬まれたなら、下着等は換えさせて、先に述べたように、「熱処理」するとよいでしょう。

当方、朝起きて、イエダニに咬まれていたら、身に付けていた下着を脱いで水で湿らせて、電子レンジで加熱して、水蒸気で蒸殺してました。これで、被害の増加を抑えられたように思います。また、奇妙な不快感(むずむずする痒み)も減ったので、一石二鳥でした。

イエダニの被害は、押さえ込むのが大事です。

「熱処理」するのは、手間です。

しかし、ずっと、「熱処理」するわけではありません。

ダニが猛威を振るう、梅雨シーズンくらいです。

「熱処理」には1手間がかかりますが、イエダニ被害のウザサに比べると、なんでもありません。イエダニの根絶を早めに迎えるためにも、手間を押しまず熱処理をしていきましょう。

布団について

イエダニ部屋から布団を持ち出す際は、必ず、「イエダニ部屋で、布団の裏表にダニスプレーを吹き付けてから」にします。

イエダニが蔓延した部屋で、一番イエダニがいると思われるのが、布団です。

特に、夜寝てるときにイエダニに咬まれたなら、ほぼ間違いなく、イエダニが布団にいます。

ですから、そのまま布団を他の部屋に持ち出すと、確実に2次感染が発生してしまいます。

布団は、「イエダニの部屋」でスプレーして、イエダニを駆除してから、持ち出すようにしてください。

それか寝袋

イエダニのいる布団で寝るのが気に障るなら、いっそのこと、ダニシーズンのときだけ、寝袋で寝るとよいでしょう。

当方は、寝袋で寝ました。すぐ洗えるしすぐ干せるしで、精神衛生上、かなりよかったです。

布団は、ダニスプレーを裏表に吹き付けた後、100円ショップの布団圧縮袋に入れて保管してました。布団圧縮袋はビニル製なので、イエダニの拡散も防げます。

まとめ

イエダニ部屋からの避難について、注意事項を見てきました。

少し“神経質”な感じもしますが、正直、気持ちの問題でもあります。

イエダニがいるかもしれない衣類を身に付けたり、イエダニに咬まれるかもしれない布団や部屋で寝るのは、精神的に、結構、来るのです。

イエダニの被害は、咬まれる痒みより、精神的なものの方が大きいです。日々を、本当に鬱々として過ごすことになります。

ホント、(あーまた今日も、ダニに咬まれるわ)と思いつつ、床に就くのは欝です。

精神が、登山用のナイロンでできている配偶者は、何でも着れるしどこでも寝れますが、わたしたちは、繊細ですので、やはり、寝れないのです。

イエダニが猛威を振るう部屋にいる理由などありません。逃げられるなら逃げましょう。

ところで、他のイエダニ対策は、「イエダニ対策1‐ダニスプレー編」や「イエダニ対策3‐閉鎖編」も、併せて参考ください。