本ページでは、「避難」対策について、見ていきます。
イエダニの湧いたイエダニ部屋からの『避難』では、衣類と布団の取り扱いに注意してください。
ところで、他のイエダニ対策は、「イエダニ対策1‐ダニスプレー編」や「イエダニ対策3‐閉鎖編」も、併せて参考ください。
イエダニが、普段使わない部屋で湧くのなら、被害は少ないのです。
しかし、イエダニが子供の部屋や寝室など、「人」が生活している部屋で湧くと、かなり面倒なことになります。
結論から言うと、イエダニが沸いた部屋(イエダニ部屋)からは、避難します。
ダニスプレーを散布しても、駆除しきれないイエダニが、どうしても、いるからです。
イエダニは吸血すると卵を産み、その卵が成虫して、また、人を咬み卵を産む、という「ループ状態」になります。
「えさ」である「人」がいる以上、イエダニの増殖は続く、という塩梅なので、いっそのこと「えさ元」である「人」を隔離したほうが、イエダニを速やかに根絶できるという寸法です。
また、精神的にも、イエダニのいる部屋で過ごすのは、嫌なもの。
んなもんで、日常生活上、必要なものだけをイエダニ部屋から持ち出して、梅雨のダニシーズンの間だけ、別の部屋で過ごす、という寸法です。
さて、避難の際の持ち出し品で注意しないといけないのは、「衣類」と「布団」です。
本とかPCとかの硬質なもの・プラスチック製のもの・紙製のものに、イエダニはいませんが、布系のものには、イエダニが潜んでいる可能性があるからです。
布系のものをいたずらに持ち出すと、避難先の部屋で、2次感染・3次感染が生じてしまう、といった次第で、「避難」には、それなりの対策を執っておく必要がある、といった寸法です。
衣類にイエダニがいることが多々あります。
当方、ジーンズに沸いていたことがあります。おそらく、太ももを刺したイエダニが移ったのだと思っています。
後述しますが、持ち出した衣類は、「熱処理」して、イエダニを駆除します。
ですから、あまりに多くの衣類を持ち出すと、かなり手間を食います。
避難するのは、梅雨の間の1~2ヶ月です。
ですから、その間だけ、過ごせるだけの、最低限の衣類を持ち出すようにします。
衣類を持ち出す際は、ゴミ袋などのビニール袋に入れて持ち出します。
というのも、持ち出したその衣類に、既にイエダニがいるかもしれないからです。衣類のまま持ち出すと、2次感染がかなりの確率で生じます。
イエダニは、繊維は通り抜けられますが、ビニルは通れません。
んなもんで、“イエダニがいるおそれのある”衣類は、とりあえず、ゴミ袋系のビニルに入れて、移動させる、という次第です。
イエダニの拡散は、少しでも抑えるよう行動するのが賢明かと思います。
持ち出してきた衣類は、「熱処理」した後で、着用・使用します。
家に乾燥機のある人はそれで「加熱」し、コインランドリーが近くにある人は、手間ですが、衣類の入ったゴミ袋を片手に行って「加熱」してきます。
家に乾燥機がない、近くにコインランドリーがないという人は、一度洗濯して脱水したものを干す前にレンジで加熱したり鍋で煮たりします。
また、持ち出してきた衣類を、黒いゴミ袋に入れ換えて、天日干しするか、日向の車に入れておくのも有効です。
「黒ゴミ袋天日干し」は、天気のいい日しかできませんが、6月でも晴日なら、黒ゴミ袋内はかなりの高温となり、その熱で、ダニが死滅するとのことです。
当方、座布団で「黒ゴミ袋天日干し」を試してみましたが、座布団でのイエダニ被害はなかったです。
確実なのは、先の乾燥機かレンジ加熱ですが、加熱する手段がない場合は、「黒ゴミ袋天日干し」を試してみてください。
とにかく、身に付けるものは、1度、「熱処理」して、イエダニを駆除してからにします。
せっかく避難してきたのに、衣類にいたイエダニが避難先で増殖したら、馬鹿馬鹿しいです。
手間だとは思いますが、2次感染・3次感染の経験者としては、“このくらいの手間”は「あり」です。
衣類は、ビニル袋(ゴミ袋)にまとめて保管します。
清潔な衣類に、イエダニが入るのを防ぐためです。
ダニシーズン中は、いつイエダニが湧くかわかりません。
当方、先述したように、ジーンズに湧いたほか、椅子の肘置き(布張り)にイエダニが湧いて咬まれました。
こんな次第で、どこにイエダニがいるかわからないので、衣類はゴミ袋で保管するのが一番かと思います。見た目はみっともないですが、背に腹は換えられません!
熱処理は、1度だけでなく、シーズン中は、何回もしたほうが賢明です。
というのも、イエダニは、気温が「25~30度」で、湿度が「90%以上」だと、活動が活発になるとのこと。
言い換えれば、気温が「25~30度」で、湿度が「90%以上」であれば、イエダニが湧く可能性がある、という寸法です。当方、この数字については、身を以って正確だと考えます。
また、いったんイエダニが出なくなっても、それは単に、成虫がいなくなっただけで、しばらくすると、卵のイエダニが孵って、再度、イエダニの被害が発生することがあります。
んなもんで、イエダニの被害が続いている間は、衣類の「熱処理」を何回かする、といった次第です。
特に、イエダニに咬まれたときの下着類は、“あやしい”と踏んでおきましょう。
イエダニが人を咬むのは、主に夜間です。ですから、朝、子供なり配偶者なりがイエダニに咬まれたなら、下着等は換えさせて、先に述べたように、「熱処理」するとよいでしょう。
当方、朝起きて、イエダニに咬まれていたら、身に付けていた下着を脱いで水で湿らせて、電子レンジで加熱して、水蒸気で蒸殺してました。これで、被害の増加を抑えられたように思います。また、奇妙な不快感(むずむずする痒み)も減ったので、一石二鳥でした。
イエダニの被害は、押さえ込むのが大事です。
「熱処理」するのは、手間です。
しかし、ずっと、「熱処理」するわけではありません。
ダニが猛威を振るう、梅雨シーズンくらいです。
「熱処理」には1手間がかかりますが、イエダニ被害のウザサに比べると、なんでもありません。イエダニの根絶を早めに迎えるためにも、手間を押しまず熱処理をしていきましょう。
イエダニ部屋から布団を持ち出す際は、必ず、「イエダニ部屋で、布団の裏表にダニスプレーを吹き付けてから」にします。
イエダニが蔓延した部屋で、一番イエダニがいると思われるのが、布団です。
特に、夜寝てるときにイエダニに咬まれたなら、ほぼ間違いなく、イエダニが布団にいます。
ですから、そのまま布団を他の部屋に持ち出すと、確実に2次感染が発生してしまいます。
布団は、「イエダニの部屋」でスプレーして、イエダニを駆除してから、持ち出すようにしてください。
イエダニのいる布団で寝るのが気に障るなら、いっそのこと、ダニシーズンのときだけ、寝袋で寝るとよいでしょう。
当方は、寝袋で寝ました。すぐ洗えるしすぐ干せるしで、精神衛生上、かなりよかったです。
布団は、ダニスプレーを裏表に吹き付けた後、100円ショップの布団圧縮袋に入れて保管してました。布団圧縮袋はビニル製なので、イエダニの拡散も防げます。
イエダニ部屋からの避難について、注意事項を見てきました。
少し“神経質”な感じもしますが、正直、気持ちの問題でもあります。
イエダニがいるかもしれない衣類を身に付けたり、イエダニに咬まれるかもしれない布団や部屋で寝るのは、精神的に、結構、来るのです。
イエダニの被害は、咬まれる痒みより、精神的なものの方が大きいです。日々を、本当に鬱々として過ごすことになります。
ホント、(あーまた今日も、ダニに咬まれるわ)と思いつつ、床に就くのは欝です。
精神が、登山用のナイロンでできている配偶者は、何でも着れるしどこでも寝れますが、わたしたちは、繊細ですので、やはり、寝れないのです。
イエダニが猛威を振るう部屋にいる理由などありません。逃げられるなら逃げましょう。
ところで、他のイエダニ対策は、「イエダニ対策1‐ダニスプレー編」や「イエダニ対策3‐閉鎖編」も、併せて参考ください。
| カテゴリー: 日々の暮らし | Tags: イエダニ | 2017年8月24日 10:21 AM |
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本ページでは、ダニはダニでも、イエダニ対策の「閉鎖」について、見ていきます。
一口で言えば、イエダニの沸いた部屋には、梅雨のシーズン中に、入退室を禁止するといった塩梅です。
なお、他のダニ対策としては、「イエダニ対策1‐ダニスプレー編」や「イエダニ対策2‐避難編」も、併せて参考ください。
イエダニが沸いた部屋は、ダニスプレーを撒くときや、よほど必要なものを取りに行くとき以外は、『原則として、閉鎖』します。
ダニシーズン中は、人の出入をしない、といった寸法です。
換気もしません。当方、1~2ヶ月、締め切っています。
なぜなら、イエダニに換気は効かないからです。
当方、一日中、開けっ放しにしていましたが、イエダニの被害が減ることは“一切”なく、『換気』はイエダニに無効と判断します。
逆に、イエダニが外から侵入したり、部屋に湧いたイエダニが拡散する恐れがあるので、窓を開けないほうがいいくらいと考えます。
こういった次第で、イエダニ部屋は閉鎖してしまいます。
いうまでもなく、掃除もしません。
ダニスプレーを満遍なく撒いたら、イエダニの活動は、ほぼ沈静化します。
掃除をしたら、さらに何倍もイエダニが死ぬ、というわけでもないので、掃除機等の作業は必要ないでしょう。
アレルギー体質の人で、ダニの屍骸がダメなど、相応の理由がない限り、掃除する必要はありません。当方は、1ヶ月以上は、ほったらかしです。
さて、いくらダニスプレーを撒いているといっても、イエダニが根絶したわけではありません。
人は、イエダニのエサで、吸血対象です。部屋に入った際に、「部屋に入った人間」に引っ付く可能性がないわけではありません。
んなもんで、何か用事があって、イエダニ部屋に入る際は、ダニスプレーを撒いたときに着用した、頭巾付きのビニル製の服を装備し、アレルゲン対策用のマスクも併せて装着します。
同様に、専用スリッパで入退出します。地肌や靴下が、イエダニ部屋と接触することは、避けるべきです。
言うまでもなく、これらの処置は、「2次感染」を防ぐためです。
神経質すぎるかもしれませんが、「イエダニ」の猛烈な痒みと不快感を思えば、「打てる手はすべて打つ」のが賢明かと思います。
イエダニは、咬んだ際に吸血します。吸血したイエダニは、数日以内に卵を産んで、次世代のダニを産生するとのこと。つまり、咬まれたら、新たなダニの発生という塩梅で、イエダニの発生ループは、確実に断つべきです。
イエダニ部屋への入退出をしっかり管理することで、イエダニの被害の拡散を防止できます。
イエダニの沸いた部屋は、閉鎖して、入らない。
入るときは、万全の注意をしてから、入室する。
上記2つを、徹底してみてください。イエダニの発生率と、心の重荷がかなり減るはずです。
結論から言うと、イエダニ発生源周辺の開口部は、つまり、窓は閉鎖する、といった塩梅です。
窓が開いていると、イエダニが入ってくると考えられるからです。
先述したように、当方のケースは…、
野鳥の「ムクドリ」が「戸袋」に「営巣」し、雛が生まれた。当該雛が巣立った後、巣に寄生していた「イエダニ」が移動し、当方の生活圏に侵入してきた。
…となっています。
何回かイエダニの被害を蒙ることになってわかったのは、「イエダニは、日光がそう怖くない。直射日光で死ぬわけではない」です。
イエダニが湧いたところは、「南側」で、とても日当たりがよいところなのです。1日中、日が当たっています。
最初は、「あんだけ日に照らされるところだから、ダニが移動しようとしたら、直射日光で即死だろう」と思っていたのです。
しかし、イエダニ対策を執っても咬まれ続ける日々が続き、あるとき、ふと、(窓から入ってるのかもしれない?)と思い到ったのです。
それがビンゴでした。
2階の窓はいうまでもなく、1階の窓も完全に締め、ほいで、窓のさんの部分に消毒液を撒いておくと、イエダニの被害が減ったという寸法です。
当方の実感ですが、窓からイエダニが侵入する可能性は大、と結論付けています。
ちなみに、この「窓の締め切り」を行なった年は、イエダニ発生は「2回」で、咬まれたのは「8箇所」で済んだ次第です。例年と比べると、激減しました。
窓を閉め切ると少々暑苦しいですが、イエダニのシーズンはおおむね6月なので、まだ我慢できます。また、反対側の窓は開けられるので、換気的には大丈夫です。また、早めに空調を入れることもできます。
先の画像を参考に、一度、窓の閉鎖を試してみてください。当方は、“かなり有効”であると考えます。
言うまでもないですが、イエダニが沸いた側で、洗濯物を干すのも止めたほうがよいでしょう。
予想以上にイエダニは移動しますし、また、野鳥が飛ぶ際に、ダニが拡散している可能性も否定できません。
洗濯物にイエダニが付着する可能性もゼロではありません。干す場所を変えたり、部屋干しにしたりして、試してみてください。ダニが減れば御の字です。
以上、「閉鎖」についてみてきました。
当方、イエダニの発生した部屋に、無闇に出入りしたため、他の部屋にもイエダニを拡散させた苦い思い出があります。
イエダニが屋内で拡散すると、ダニ対策も倍々なため、肉体的、時間的、そして、精神的に、追い込まれます。
ダニスプレーを撒くなど、対策を執ったなら、その部屋には入らないようにしましょう。
入室禁止は、梅雨の1~2ヶ月です。そのくらいなら、入らなくても何とかなります。
また、イエダニが沸いた側の窓の「締め切り」も、意外に有効だと思います。
できることは何でもやって、皆さんと配偶者以外の家族のイエダニの被害を抑えてください。あいつのは天罰。天網恢恢。
なお、他のダニ対策としては、「イエダニ対策1‐ダニスプレー編」や「イエダニ対策2‐避難編」も、併せて参考ください。
| カテゴリー: 日々の暮らし | Tags: イエダニ | 2017年8月24日 10:15 AM |
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結論から言うと、重曹で洗っても臭う洗濯物は、①電子レンジで加熱する(注意事項あり)か、②お湯で煮た後で、重曹洗濯すると、かなり臭いが取れる、という塩梅です。
重曹で洗濯すると、洗濯物の生乾き臭やアカ染みた臭い、汗臭さ、雑菌臭を押さえることができます。
従って、配偶者のいる家では、重曹をかなり重宝するはずです。
しかし、向こうもさるもので、“洗濯したにもかかわらず、獣並みの異臭がする”ケースが多々生じます。
被害が多い洗濯物は、ハンカチ、ハンドタオル、タオル、シャツなど、肌に直に接するものが多いです。
おそらく、洗濯物に雑菌が湧き過ぎて、洗濯しても、日光に晒しても、雑菌が居続けているのかと思われます。配偶者由来の雑菌は、あのバイキンマンですら嫌な顔をして、温厚なアンパンマンすら舌打ちするくらいですから、仕方ありません。
こうした、臭いが取れなくなった洗濯物は、先述したように、レンジで過熱したり、お湯で煮たりすると、格段に臭いが取れる、という次第です。
洗濯物の電子レンジ加熱は、重大な注意事項があります。必ず守ってください。
遵守すべきは、洗濯物は水で濡れた状態で加熱する、です。
乾いた状態の洗濯物を加熱すると、「火災」が生じる危険があります。
当方、乾いた状態のTシャツを加熱したところ、異臭と煙が生じ、Tシャツが炭化して真っ黒に焦げていました。
即、レンジを停止したので、事なきを得ましたが、1つ誤れば、火事でした。もし、台所に煙感知器があったら、即、作動して、えらいことになったはずです。
そもそも、洗濯物を、電子レンジで加熱することは、電子レンジの目的外の使用です。
「ヤバイ」ことをやっていると、意識してください。
洗濯物の湿り気の目安は、洗濯機の脱水後くらいの水分量です。このくらい水ッけがあると、加熱時に水蒸気が発生して、雑菌を蒸し焼きできます。
また、電子レンジの加熱時は、レンジから離れないでください。異変があった場合、つまり、異音や異臭がした場合、即、機械を停止できるようにするためです。
言うまでもなく、ファスナー等の金属部品のあるものを、電子レンジで加熱しては行けません。
また、一度に大量の洗濯物を、加熱してはいけません。電子レンジのモーターが消耗して、故障の原因となります。
レンジによる加熱は、タオルなら1枚、シャツも1枚、ハンカチ・ハンドタオルなら2~3枚が限度です。
このように、レンジ過熱は、注意事項が多いので、必ず守った上で、加熱してみてください。
劇的に臭いが取れます。
沸騰したお湯で5分、弱火で洗濯物を煮れば、ほぼ雑菌は滅失しています。
パスタをゆでるときに使う、大きめな鍋で、臭う洗濯物をぐつぐつしてください。
先のレンジ加熱と同様に、格段に臭いが減ります。
さて、洗濯物を煮る場合は、徹底して、「火傷」に注意してください。
大き目の鍋で煮るため、予想以上の湯量です。
加えて、鍋で衣類等を煮るのは、“慣れない作業”のため、予想外の事故がありえます。
“危険な作業をしている”と意識しながら、臭う洗濯物を煮てください。なお、配偶者も煮たくなりますが、配偶者を煮ると鍋がひどく汚れるのでやめましょう。配偶者は、煮ても、焼いても、揚げても、蒸しても食えないことを思い出してください。
また、鍋で煮た洗濯物を取り出す際は、『重量』に注意してください。衣類はかなりお湯を吸うので、想像以上に重いです。
「トング」を利用し、しっかり洗濯物をつかんでください。菜ばしだと、お湯を吸った洗濯物の重量に耐え切れず、落としたりして熱湯に接触する可能性があります。
そこそこ危険な作業なので、作業中は、子供を近づけてはいけません。居るだけで邪魔な配偶者はケージに入れておくか、エサをたくさんあげて気だるくしておくとよいでしょう。
こうした次第で、お湯で煮ると、格段に臭いは減ります。大量の洗濯物の臭いに悩んでいる方は、お試しください。
| カテゴリー: 日々の暮らし | Tags: 洗濯物, 消臭, 重曹 | 2017年7月3日 12:38 AM |
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