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ダニ(イエダニ)対策2‐避難編

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

野鳥由来のイエダニが湧いたときの対策について。本ページでは、「避難」によるイエダニ対策を述べる。イエダニ部屋から「避難」する際は、「衣類」の持ち出しに注意する。布団も注意。2次感染が発生しかねないからである。また、衣類は、『熱処理』して、イエダニを殺虫してから着用する。

本ページでは、「避難」対策について、見ていきます。

イエダニの湧いたイエダニ部屋からの『避難』では、衣類と布団の取り扱いに注意してください。

ところで、他のイエダニ対策は、「イエダニ対策1‐ダニスプレー編」や「イエダニ対策3‐閉鎖編」も、併せて参考ください。

避難する

イエダニが、普段使わない部屋で湧くのなら、被害は少ないのです。

しかし、イエダニが子供の部屋や寝室など、「人」が生活している部屋で湧くと、かなり面倒なことになります。

結論から言うと、イエダニが沸いた部屋(イエダニ部屋)からは、避難します

ダニスプレーを散布しても、駆除しきれないイエダニが、どうしても、いるからです。

イエダニは吸血すると卵を産み、その卵が成虫して、また、人を咬み卵を産む、という「ループ状態」になります。

「えさ」である「人」がいる以上、イエダニの増殖は続く、という塩梅なので、いっそのこと「えさ元」である「人」を隔離したほうが、イエダニを速やかに根絶できるという寸法です。

また、精神的にも、イエダニのいる部屋で過ごすのは、嫌なもの。

んなもんで、日常生活上、必要なものだけをイエダニ部屋から持ち出して、梅雨のダニシーズンの間だけ、別の部屋で過ごす、という寸法です。

さて、避難の際の持ち出し品で注意しないといけないのは、「衣類」と「布団」です。

本とかPCとかの硬質なもの・プラスチック製のもの・紙製のものに、イエダニはいませんが、布系のものには、イエダニが潜んでいる可能性があるからです。

布系のものをいたずらに持ち出すと、避難先の部屋で、2次感染・3次感染が生じてしまう、といった次第で、「避難」には、それなりの対策を執っておく必要がある、といった寸法です。

衣類注意

衣類にイエダニがいることが多々あります。

当方、ジーンズに沸いていたことがあります。おそらく、太ももを刺したイエダニが移ったのだと思っています。

後述しますが、持ち出した衣類は、「熱処理」して、イエダニを駆除します。

ですから、あまりに多くの衣類を持ち出すと、かなり手間を食います。

避難するのは、梅雨の間の1~2ヶ月です。

ですから、その間だけ、過ごせるだけの、最低限の衣類を持ち出すようにします。

衣類入れはビニル袋

衣類を持ち出す際は、ゴミ袋などのビニール袋に入れて持ち出します。

というのも、持ち出したその衣類に、既にイエダニがいるかもしれないからです。衣類のまま持ち出すと、2次感染がかなりの確率で生じます。

イエダニは、繊維は通り抜けられますが、ビニルは通れません。

んなもんで、“イエダニがいるおそれのある”衣類は、とりあえず、ゴミ袋系のビニルに入れて、移動させる、という次第です。

イエダニの拡散は、少しでも抑えるよう行動するのが賢明かと思います。

衣類等は熱処理する

持ち出してきた衣類は、「熱処理」した後で、着用・使用します。

家に乾燥機のある人はそれで「加熱」し、コインランドリーが近くにある人は、手間ですが、衣類の入ったゴミ袋を片手に行って「加熱」してきます。

家に乾燥機がない、近くにコインランドリーがないという人は、一度洗濯して脱水したものを干す前にレンジで加熱したり鍋で煮たりします。

また、持ち出してきた衣類を、黒いゴミ袋に入れ換えて、天日干しするか、日向の車に入れておくのも有効です。

「黒ゴミ袋天日干し」は、天気のいい日しかできませんが、6月でも晴日なら、黒ゴミ袋内はかなりの高温となり、その熱で、ダニが死滅するとのことです。

当方、座布団で「黒ゴミ袋天日干し」を試してみましたが、座布団でのイエダニ被害はなかったです。

確実なのは、先の乾燥機かレンジ加熱ですが、加熱する手段がない場合は、「黒ゴミ袋天日干し」を試してみてください。

とにかく、身に付けるものは、1度、「熱処理」して、イエダニを駆除してからにします。

せっかく避難してきたのに、衣類にいたイエダニが避難先で増殖したら、馬鹿馬鹿しいです。

手間だとは思いますが、2次感染・3次感染の経験者としては、“このくらいの手間”は「あり」です。

ビニル袋で保管

衣類は、ビニル袋(ゴミ袋)にまとめて保管します。

清潔な衣類に、イエダニが入るのを防ぐためです。

ダニシーズン中は、いつイエダニが湧くかわかりません。

当方、先述したように、ジーンズに湧いたほか、椅子の肘置き(布張り)にイエダニが湧いて咬まれました。

こんな次第で、どこにイエダニがいるかわからないので、衣類はゴミ袋で保管するのが一番かと思います。見た目はみっともないですが、背に腹は換えられません!

衣類の熱処理

熱処理は、1度だけでなく、シーズン中は、何回もしたほうが賢明です。

というのも、イエダニは、気温が「25~30度」で、湿度が「90%以上」だと、活動が活発になるとのこと。

言い換えれば、気温が「25~30度」で、湿度が「90%以上」であれば、イエダニが湧く可能性がある、という寸法です。当方、この数字については、身を以って正確だと考えます。

また、いったんイエダニが出なくなっても、それは単に、成虫がいなくなっただけで、しばらくすると、卵のイエダニが孵って、再度、イエダニの被害が発生することがあります。

んなもんで、イエダニの被害が続いている間は、衣類の「熱処理」を何回かする、といった次第です。

特に、イエダニに咬まれたときの下着類は、“あやしい”と踏んでおきましょう。

イエダニが人を咬むのは、主に夜間です。ですから、朝、子供なり配偶者なりがイエダニに咬まれたなら、下着等は換えさせて、先に述べたように、「熱処理」するとよいでしょう。

当方、朝起きて、イエダニに咬まれていたら、身に付けていた下着を脱いで水で湿らせて、電子レンジで加熱して、水蒸気で蒸殺してました。これで、被害の増加を抑えられたように思います。また、奇妙な不快感(むずむずする痒み)も減ったので、一石二鳥でした。

イエダニの被害は、押さえ込むのが大事です。

「熱処理」するのは、手間です。

しかし、ずっと、「熱処理」するわけではありません。

ダニが猛威を振るう、梅雨シーズンくらいです。

「熱処理」には1手間がかかりますが、イエダニ被害のウザサに比べると、なんでもありません。イエダニの根絶を早めに迎えるためにも、手間を押しまず熱処理をしていきましょう。

布団について

イエダニ部屋から布団を持ち出す際は、必ず、「イエダニ部屋で、布団の裏表にダニスプレーを吹き付けてから」にします。

イエダニが蔓延した部屋で、一番イエダニがいると思われるのが、布団です。

特に、夜寝てるときにイエダニに咬まれたなら、ほぼ間違いなく、イエダニが布団にいます。

ですから、そのまま布団を他の部屋に持ち出すと、確実に2次感染が発生してしまいます。

布団は、「イエダニの部屋」でスプレーして、イエダニを駆除してから、持ち出すようにしてください。

それか寝袋

イエダニのいる布団で寝るのが気に障るなら、いっそのこと、ダニシーズンのときだけ、寝袋で寝るとよいでしょう。

当方は、寝袋で寝ました。すぐ洗えるしすぐ干せるしで、精神衛生上、かなりよかったです。

布団は、ダニスプレーを裏表に吹き付けた後、100円ショップの布団圧縮袋に入れて保管してました。布団圧縮袋はビニル製なので、イエダニの拡散も防げます。

まとめ

イエダニ部屋からの避難について、注意事項を見てきました。

少し“神経質”な感じもしますが、正直、気持ちの問題でもあります。

イエダニがいるかもしれない衣類を身に付けたり、イエダニに咬まれるかもしれない布団や部屋で寝るのは、精神的に、結構、来るのです。

イエダニの被害は、咬まれる痒みより、精神的なものの方が大きいです。日々を、本当に鬱々として過ごすことになります。

ホント、(あーまた今日も、ダニに咬まれるわ)と思いつつ、床に就くのは欝です。

精神が、登山用のナイロンでできている配偶者は、何でも着れるしどこでも寝れますが、わたしたちは、繊細ですので、やはり、寝れないのです。

イエダニが猛威を振るう部屋にいる理由などありません。逃げられるなら逃げましょう。

ところで、他のイエダニ対策は、「イエダニ対策1‐ダニスプレー編」や「イエダニ対策3‐閉鎖編」も、併せて参考ください。

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