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ダニ(イエダニ)対策3‐閉鎖編

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

野鳥由来のイエダニが湧いたときの対策について。本ページでは、「閉鎖」によるイエダニ対策を述べる。イエダニ部屋を閉鎖するメリットと、入退出する際の注意事項を説述する。

本ページでは、ダニはダニでも、イエダニ対策の「閉鎖」について、見ていきます。

一口で言えば、イエダニの沸いた部屋には、梅雨のシーズン中に、入退室を禁止するといった塩梅です。

なお、他のダニ対策としては、「イエダニ対策1‐ダニスプレー編」や「イエダニ対策2‐避難編」も、併せて参考ください。

閉鎖して入らない

イエダニが沸いた部屋は、ダニスプレーを撒くときや、よほど必要なものを取りに行くとき以外は、『原則として、閉鎖』します。

ダニシーズン中は、人の出入をしない、といった寸法です。

換気もしません。当方、1~2ヶ月、締め切っています。

なぜなら、イエダニに換気は効かないからです。

当方、一日中、開けっ放しにしていましたが、イエダニの被害が減ることは“一切”なく、『換気』はイエダニに無効と判断します。

逆に、イエダニが外から侵入したり、部屋に湧いたイエダニが拡散する恐れがあるので、窓を開けないほうがいいくらいと考えます。

こういった次第で、イエダニ部屋は閉鎖してしまいます。

いうまでもなく、掃除もしません。

ダニスプレーを満遍なく撒いたら、イエダニの活動は、ほぼ沈静化します。

掃除をしたら、さらに何倍もイエダニが死ぬ、というわけでもないので、掃除機等の作業は必要ないでしょう。

アレルギー体質の人で、ダニの屍骸がダメなど、相応の理由がない限り、掃除する必要はありません。当方は、1ヶ月以上は、ほったらかしです。

閉鎖部屋への入退室は注意

さて、いくらダニスプレーを撒いているといっても、イエダニが根絶したわけではありません。

人は、イエダニのエサで、吸血対象です。部屋に入った際に、「部屋に入った人間」に引っ付く可能性がないわけではありません。

んなもんで、何か用事があって、イエダニ部屋に入る際は、ダニスプレーを撒いたときに着用した、頭巾付きのビニル製の服を装備し、アレルゲン対策用のマスクも併せて装着します。

同様に、専用スリッパで入退出します。地肌や靴下が、イエダニ部屋と接触することは、避けるべきです。

言うまでもなく、これらの処置は、「2次感染」を防ぐためです。

神経質すぎるかもしれませんが、「イエダニ」の猛烈な痒みと不快感を思えば、「打てる手はすべて打つ」のが賢明かと思います。

イエダニは、咬んだ際に吸血します。吸血したイエダニは、数日以内に卵を産んで、次世代のダニを産生するとのこと。つまり、咬まれたら、新たなダニの発生という塩梅で、イエダニの発生ループは、確実に断つべきです。

イエダニ部屋への入退出をしっかり管理することで、イエダニの被害の拡散を防止できます。

イエダニの沸いた部屋は、閉鎖して、入らない。

入るときは、万全の注意をしてから、入室する。

上記2つを、徹底してみてください。イエダニの発生率と、心の重荷がかなり減るはずです。

イエダニ側は、窓開けない

結論から言うと、イエダニ発生源周辺の開口部は、つまり、窓は閉鎖する、といった塩梅です。

窓が開いていると、イエダニが入ってくると考えられるからです。

先述したように、当方のケースは…、

野鳥の「ムクドリ」が「戸袋」に「営巣」し、雛が生まれた。当該雛が巣立った後、巣に寄生していた「イエダニ」が移動し、当方の生活圏に侵入してきた。

…となっています。

何回かイエダニの被害を蒙ることになってわかったのは、「イエダニは、日光がそう怖くない。直射日光で死ぬわけではない」です。

イエダニが湧いたところは、「南側」で、とても日当たりがよいところなのです。1日中、日が当たっています。

最初は、「あんだけ日に照らされるところだから、ダニが移動しようとしたら、直射日光で即死だろう」と思っていたのです。

しかし、イエダニ対策を執っても咬まれ続ける日々が続き、あるとき、ふと、(窓から入ってるのかもしれない?)と思い到ったのです。

それがビンゴでした。

2階の窓はいうまでもなく、1階の窓も完全に締め、ほいで、窓のさんの部分に消毒液を撒いておくと、イエダニの被害が減ったという寸法です。

当方の実感ですが、窓からイエダニが侵入する可能性は大、と結論付けています。

ちなみに、この「窓の締め切り」を行なった年は、イエダニ発生は「2回」で、咬まれたのは「8箇所」で済んだ次第です。例年と比べると、激減しました。

窓を閉め切ると少々暑苦しいですが、イエダニのシーズンはおおむね6月なので、まだ我慢できます。また、反対側の窓は開けられるので、換気的には大丈夫です。また、早めに空調を入れることもできます。

先の画像を参考に、一度、窓の閉鎖を試してみてください。当方は、“かなり有効”であると考えます。

言うまでもないですが、イエダニが沸いた側で、洗濯物を干すのも止めたほうがよいでしょう。

予想以上にイエダニは移動しますし、また、野鳥が飛ぶ際に、ダニが拡散している可能性も否定できません。

洗濯物にイエダニが付着する可能性もゼロではありません。干す場所を変えたり、部屋干しにしたりして、試してみてください。ダニが減れば御の字です。

まとめ

以上、「閉鎖」についてみてきました。

当方、イエダニの発生した部屋に、無闇に出入りしたため、他の部屋にもイエダニを拡散させた苦い思い出があります。

イエダニが屋内で拡散すると、ダニ対策も倍々なため、肉体的、時間的、そして、精神的に、追い込まれます。

ダニスプレーを撒くなど、対策を執ったなら、その部屋には入らないようにしましょう。

入室禁止は、梅雨の1~2ヶ月です。そのくらいなら、入らなくても何とかなります。

また、イエダニが沸いた側の窓の「締め切り」も、意外に有効だと思います。

できることは何でもやって、皆さんと配偶者以外の家族のイエダニの被害を抑えてください。あいつのは天罰。天網恢恢。

なお、他のダニ対策としては、「イエダニ対策1‐ダニスプレー編」や「イエダニ対策2‐避難編」も、併せて参考ください。

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