第58問‐東京都 令和5年度(2023年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「法規」の「医薬品の広告2」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

第58問‐医薬品の広告2

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「厚生労働大臣又は都道府県知事は、法第68条(承認前の医薬品、医療機器及び再生医療等製 品の広告の禁止)の規定に違反して広告等を行った者に対してその行為の中止、再発防止等の措 置命令を行うことができる。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。解説のしようがありません。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「法第68条は、広告等の依頼主だけでなく、その広告等に関与するすべての人が対象となる。」ですが、正しい記述です。

 これも、そのとおりの記述です。

 トカゲのしっぽ切りを防ぐためかと思われます。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「厚生労働大臣又は都道府県知事は、法第75条の5の2により、医薬品、医療機器等の名称、 製造方法、効能、効果又は性能に関する虚偽・誇大な広告を行った者に対して、課徴金を納付さ せる命令を行うことができる。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「厚生労働大臣又は都道府県知事」のところです。

 正しくは、「厚生労働大臣」です。

 知事は、課徴金を課せないです。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 なお、課徴金の数字ですが、「違反を行っていた期間中における対象商品の売上額×4.5%」です。

 この数字が出たことがあるので、押えておきましょう。

選択肢d

 選択肢dの「医薬関係者、医療機関、公的機関、団体等が、公認、推薦、選用等している旨の広告について は、仮に事実であったとしても、原則として不適当とされている」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 選択肢の人たちは、影響力が大きいため、たとえ、事実でも、「不適当」となっています。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 正解:4

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法規

 41問:医薬品医療機器等法第1条

 42問:販売従事登録

 43問:一般用医薬品及び要指導医薬品

 44問:毒薬及び劇薬

 45問:一般用医薬品のリスク区分

 46問:容器被包記載事項

 47問:医薬部外品及び化粧品

 48問:保健機能食品等

 49問:薬局

 50問:薬剤師不在時間

 51問:店舗販売業

 52問:配置販売業

 53問:薬局での陳列

 54問:掲示板掲示事項

 55問:特定販売ホームページ

 56問:医薬品医療機器等法第66条

 57問:医薬品の広告

 58問:医薬品の広告2

 59問:医薬品の販売方法

 60問:監督処分

令和5年度 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和5年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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