午後50問‐広島県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「適正使用」の「保管及び取扱」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

午後50問‐保管及び取扱

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「カプセル剤は変質しやすいため、開封後は冷蔵庫内に保管されるのが望ましいとされ ている。」ですが、誤った記述です。

 手引きには、「錠剤、カプセル剤、散剤等では、取り出したときに室温との急な温度差で湿気を帯びるおそれがあるため、冷蔵庫内での保管は不適当」とあります。

 冷蔵庫での保管が推奨されるのは、「シロップ剤」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「散剤は、取り出したときに室温との急な温度差で湿気を帯びるおそれがあるため、冷 蔵庫内での保管は不適当である。」ですが、正しい記述です。

 先の選択肢の解説の通り、「錠剤、カプセル剤、散剤等では、取り出したときに室温との急な温度差で湿気を帯びるおそれがあるため、冷蔵庫内での保管は不適当」です。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「点眼薬は、複数の使用者間で使い回されると、万一、使用に際して薬液に細菌汚染が あった場合に、別の使用者に感染するおそれがあるため、他の人と共用してはならない。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 点眼薬の「使い回し」は、たとえば、家族間であっても、不適当です。

 配偶者の使った目薬など、ぞっとします。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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適正使用

 41問:適正使用情報

 42問:添付文書

 43問:添付文書の使用上の注意

 44問:使用しない‐ぜんそく

 45問:使用しない‐透析療法

 46問:使用しない‐6歳未満の小児

 47問:添付文書の使用上の注意

 48問:授乳を避ける

 49問:製品表示

 50問:保管及び取扱

 51問:添付文書の記載

 52問:安全性情報

 53問:安全対策

 54問:安全対策2

 55問:副作用情報の収集等

 56問:被害救済制度

 57問:救済制度の対象

 58問:医薬品PLセンター

 59問:救済制度の請求期限

 60問:啓発活動

令和2年度 広島県

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(午前:第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(午前:第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(午前:第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後:第1~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後:第41問~第60問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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